はじめに

関西地方で、大自然に触れられる場所と聞いて、大台ヶ原の名前が浮かぶ人は多いのではないでしょうか。

大台ケ原は、壮大な自然美を誇る吉野熊野国立公園内に位置し、奈良県と三重県の県境に広がっています。その地域特有の豊かな降水量が生み出す湿潤な環境は、さまざまな動植物の生息地となっており、この山全体が特別天然記念物に指定されているます。

ハイキングをする方にとってはもちろんのこと、ドライブ好きにとっても、大台ヶ原ドライブウェイはその見どころの多さで知られ、四季折々の自然を満喫できるスポットとして人気を集めています。特に夜には、満天の星空を眺めることができるそうなので、いつか夜にも訪れてみたいです。

今回、新緑が眩しい5月の初旬に、ポルシェ911で大台ヶ原を訪れました。

大台ヶ原ドライブウェイについて

大台ケ原ドライブウェイは、国道169号新伯母峯トンネル付近から奈良県道40号大台ケ原公園川上線を経由して、ビジターセンターに至る約20kmの道のりです。

通行料は不要です。ビジターセンターは標高1,500mの位置にあり、約200台を収容できる駐車場があります。

冬季は毎年11月下旬から、翌年4月下旬まで通行止めになるので入れません。

道路は舗装されて走りやすい部分もありますが、すれ違うのが難しい細い道や急カーブの連続などの難所もあります。運転に慣れていないと、少々厳しそうです。

初夏の大台ヶ原ドライブウェイを走ろう

国道169号から分岐する県道40号へ。大台ヶ原への入り口に到着です。

さっそく道が狭くなります。

大台ヶ原 入口

まぶしい新緑の中、眺望を楽しみながら進んでいきます。

大台ヶ原

いかにも山の中へ入っていくぞ!という雰囲気。わくわくしますね。

大台ヶ原ドライブウェイの唯一のトンネル、大台口隧道です。

大台ヶ原 大台口隧道

トンネルの向こうに山がちらりと見え、どんな景色が広がっているのだろうと、期待に胸が躍ります。

ドライブウェイの途中には展望台もあり、絶景をバックに撮影もできます。

大台ヶ原 展望台 911

大台ヶ原駐車場に到着しました。時期によっては早朝から満車になるようです。

大台ヶ原

ビジターセンターは大台ヶ原の自然や文化及び利用方法などについて情報提供を行うとともに、自然観察会などの自然教育活動をおこなっている施設です。

ここからハイキングコースがのびているので、たくさんの登山客であふれていました。観光バスもたくさん停まっています。

ハイキングコースはどんな感じなんだろう、と少しだけ足を踏み入れてみました。

大台ヶ原 ハイキングコース

駐車場の喧騒とは打って変わって、どこか神々しい雰囲気すら感じる山道。木漏れ日が気持ちよさそうです。

しかし、大台ヶ原は「魔の山」「迷いの山」として恐れられてきました。安易な気持ちでこの山に入っては危険です。山に入られる場合は、しっかりと準備してくださいね。  

参考

360度カメラで撮影!ドライブ動画

柿の葉寿司を食べよう

奈良、特に吉野といえば柿の葉寿司です。柿の葉寿司は、江戸時代から食べらている郷土料理です。

柿の葉寿司 平宗

大台ヶ原へ到着するまでに柿の葉寿司のお店をたくさん見かけました。どこのお店へ行こうと決めていなかったので、「元祖」だとか「本家」だとかいう看板の言葉に惑わされて、どこに入ればいいか分かりません。

ちょうど空腹がピークが達したときに近くに見つけた「平宗」さんへ行ってきました。

初めて食べた柿の葉寿司でしたが、とってもおいしくて感動しました。後日また食べたくなって、また買いに出かけたほどです。

参考

おわりに

四季折々の景色を楽しむことができる大台ヶ原へ、ぜひ出かけてみてくださいね。

この記事を読んでくださって、ありがとうございました。

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