はじめに

この夏、ポルシェGT3RSで北海道一周ドライブに挑戦した旅行記の続きです。
『旅行記その1』はこちらをご覧くださいね。

総走行距離3,600km!夏の北海道一周ドライブ旅行記その1

はじめに 私はこの夏、夫と一緒に北海道一周ドライブ旅行に挑戦しました。GT3RSで旅行しようと考えた理由や、実際に旅行してどうだったか、ルートを作成するポイントにつ…

今回の記事は、天塩町から屈斜路湖までの旅行記です。

北海道一周ドライブ旅行の詳細ルート

6日目:天塩 → 稚内 → 紋別 → 北見

6日目は、天塩町からオロロンラインをさらに北上して日本最北端の地「宗谷岬」を経由して、北見市まで海沿いをひたすら走るルートです。

またしても曇り空の下、出発です。

オトンルイ風力発電所

天塩町を出発してオロロンラインを走っていると、見えてくるのがオトンルイ風力発電所です。

道路沿いに、28基の巨大な風力発電機がずらりと立ち並んでいる様子は大迫力で圧倒されます。発電量は年間約5,000万kWh。これは、約12,000世帯分の家庭が1年間に消費する電力に相当するそうです。

建て替え計画で、現在のプロペラは2025年3月までの運転予定となっているので、この景色をご覧になりたい方は、お早めにどうぞ。

ノシャップ岬

どんどんと北に向かって走り、稚内に入る頃には青空が見えるくらいに晴れてきました。

やって来たのはノシャップ岬です。

念願の利尻富士もついに見えました!(部分的にですが…)

稚内港北防波堤ドーム

そして、海沿いを進んで次にやって来たのは、稚内港北防波堤ドームです。

突如として現れたおしゃれな映えスポット。
まるで古代ローマを思わせる雰囲気の半アーチ式の建造物は、なんと1936年に建設された防波堤です。

稚内駅

続いて、稚内港北防波堤ドームからすぐ近くにある稚内駅に寄りました。

日本最北端の鉄道駅で宗谷本線の終着駅です。
道の駅や売店、カフェ、コンビニも併設されていて、とても綺麗な駅です。無料駐車場もあります。

駅構内から最北端の線路の終点が見えます。

北海道鉄道の旅もおもしろそうですね!

宗谷岬

稚内駅から海沿いを走ること約40分ほどで、宗谷岬に到着しました。言わずと知れた日本最北端の地です。

さすがにここは観光客が多かったですね。

青空が広がっていて、素敵な写真が撮れました。

ちょうどお昼時でしたが、気温は19.7℃と半袖では肌寒いほどでした。

つなぎ処 えん

少し遅いお昼ご飯は、宗谷岬から少し走ったところにある「つなぎ処 えん」でいただきました。

お店の前が駐車場になっています。

猿払産の蕎麦粉を使ったお蕎麦です。私は鶏南蕎麦にしました。
お蕎麦はもちろん、おつゆもお漬物もとっても美味しかったです!これで700円は安すぎる気がしますね。

おなかいっぱいになって、次の休憩まで2時間走ります!

カフェうしり

2時間ほど走って小腹が空いてきた頃、グーグル検索で見つけた「カフェうしり」で休憩することにしました。

牧場直営のおしゃれなカフェで、まだオープンして間もない新しいお店です。閉店間際でしたが、快く応じていただきました。

牛のおしりマークの看板がとってもかわいい!

お店の前が駐車場になっています。

私はカッサータとコーヒーをいただきました。

牛のミルク入れもかわいいんです!口からミルクが出てくることについては、冷静に考えてはいけません。ブラックコーヒーを飲むつもりだったのに、ついついミルクをたっぷり注いでしまいました。

ランチメニューや焼き菓子もおいしそうです。

海洋交流館

17時前に紋別市に到達しました。

日が暮れるまでにまだまだ進まないといけないのですが、少しだけ寄り道をして「海洋交流館」へ行きました。

こちらでは、砕氷船ガリンコ号を間近で見ることができます。観光クルーズを実施している日は、夏季でも乗船できるようです。ぜひ冬の流氷シーズンに行って乗ってみたいですね。

氷海展望塔オホーツクタワーは閉館時間になっていたので行けませんでしたが、おもしろそうな施設です。

カニの爪オブジェ

海洋交流館の近くに紋別の有名な撮影スポットがあります。

超巨大なカニの爪オブジェです!!高さ12m・幅6m・重さ7t もあるそう。

撮影するのに順番待ちができるくらいに人が集まっていました。

このオブジェは、1983年の流氷アートフェスティバルというプロジェクトで制作されました。以前は流氷の時期になると海に浮かべられていましたが、今はこちらで展示されているそうです。

サロマ湖鶴雅リゾート

この日は、サロマ湖鶴雅リゾートに泊まります。サロマ湖といえば、夕景が素晴らしいところです。

しかし、日没ぎりぎりの18時45分に到着。
この日の日の入りは19時過ぎなので、急いでチェックインして夕日を見に行きます。

残念なことに曇天でしたが、なんとか綺麗な夕景を楽しむことができました。間に合ってよかった!

7日目:北見 → 斜里 → 標津 → 屈斜路

7日目はホテルで朝食です。
豪華なビュッフェで海鮮丼を作って、おなかいっぱい食べました。朝から最高です!

日本最北のコメダ珈琲店

ホテルを出発して、まずは日本最北のコメダ珈琲「コメダ珈琲店 北見夕陽ヶ丘店」に行って来ました。

2022年9月にオープンしたての綺麗なお店です。

おなかいっぱいのはずだったのに、モーニングをテイクアウトしてしまいました。

メルヘンの丘

続いてやって来たのは女満別(めまんべつ)にある、メルヘンの丘です。

目の前に広がるこの景色!季節ごとに北海道らしい景色が楽しめるそうです。

バックが青空だったら、もっと素敵だったんでしょうね…

天に続く道

メルヘンの丘から走ること1時間、斜里町にある天に続く道展望台にやって来ました。

海まで延々と続く一本道が、まるで天まで続いているかのように見えるスポットです。
広大な北海道らしさを満喫できる最高の景色ではないでしょうか。

木製の展望台からは、これまた北海道らしい景色を一望できます。

知床横断道路

斜里町からウトロへ向かい、そこから知床峠を越えて羅臼(らうす)へ向かって走ります。

知床峠は、ウトロと羅臼町を結ぶ全長27kmの知床横断道路の最頂部にあります。日本で最も開通期間が短い国道で、冬季は全面通行止めとなり5月〜10月頃のみ通行できます。

ウトロから知床峠までは、カーブもゆるやかで景色を楽しみながらドライブできます。ちょうど天気もよく、青空に映える羅臼岳を眺めてのドライブは最高でした!

知床峠展望台には60台分の駐車場があり、羅臼岳をバックに写真を撮ることもできます。

知床峠を越えて羅臼側へと向かうと、途端に景色が一変しました。急に霧が立ち込めてきて、数m先が見えないほど…

さらに、くねくねの急カーブが続くので、なかなかスリルがありました。

喫茶 雨傘

無事に峠を越えて、標津(しべつ)に入り、向かうのは「喫茶 雨傘」です。
このお店は、夫が10年前に初めて立ち寄ったお店で、それ以降も何度か訪れている喫茶店だそうです。

今回、約4年ぶりに訪れるそうですが、マスターは夫のことを覚えてくださっていました。
MINIがお好きだそうで、お店の横にかわいい車が停まっていました。

昔ながらの喫茶店という雰囲気で、いい香りのコーヒーをいただきました。

ちなみに、こちらは10年前に夫が初めて訪れた時の写真です。

写真に写っているのは当時夫が乗っていたコルベットZ06です。

お近くに行かれた際は、ぜひ寄ってみてくださいね。

摩周湖

喫茶店を出発して、摩周湖を目指しましたが、またしても濃霧に包まれてしまいました。

視界の悪い中、キツネや鹿も出ますし、かなりヒヤヒヤしました。

摩周湖は全く見えなかったので、そそくさと硫黄山へ行き先を変更しました。

硫黄山

川湯にある硫黄山は摩周湖のすぐ近くにあり、近づくにつれて硫黄のにおいが強くなっていきます。

広い駐車場があり、その先に広がる岩山の至る所から「シューッ」と蒸気が噴き出しているのが見えます。硫黄泉の噴出口のすぐ近くまで歩いて行くことができるので、まさに大自然を肌で感じることができます。

屈斜路湖

この日は「屈斜路プリンスホテル」に宿泊しました。

敷地内に130台分の平面駐車場があります。

チェックインしてから屈斜路湖へドライブに行きました。

しかし、またしても濃霧。

ここまでの濃霧は、なかなか体験できないので貴重な体験ができました。

このあたりでは、たくさんの鹿とキツネに出会いました。
鹿はたいてい集団でいるのですが、中には道路の真ん中でたちはだかる鹿もいて困りましたね。

おわりに

最後まで読んでくださってありがとうございました。

北海道一周旅行記その2はいかがでしたか?旅行記その3は、いよいよドライブ旅行終盤です。摩周湖、屈斜路湖リベンジから始まり、根室、釧路、帯広、新冠などをまわっていく様子をお伝えします。

総走行距離3,600km!夏の北海道一周ドライブ旅行記その3

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また遊びに来てくださいね。

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