はじめに
こんにちは、sioriです。
北海道に引っ越してきて1か月ほど経ちました。当たり前のように雪が道路に積もっている光景に、ようやく慣れてきたところです。
関西を離れてみて、住む地域が違えば生活もまるで違うのだなあ、と感じることが多い毎日ですが、車に関しても同じです。
今回のテーマは、「雪用(冬用)ワイパー」です。
雪の多い地域に住んでいる人にとっては、当たり前すぎるグッズだと思いますが、私は初めて手にしました。
実は、北海道に来てからしばらくの間、雨用ワイパーで過ごしていました。だいたいの雪はサッと払ってくれますが、何度ワイパーをかけても取れない雪が、だんだんと窓に凍り付いてしまい、クリアな視界を確保できなくなることも…。

ただでさえ慣れない雪道で緊張しますので、パニックにならないためにもワイパーを雪用のものに交換することにしました。
この記事では、雪用ワイパーの特性や、選び方、日産キャラバンに取り付けたワイパーを紹介しています。参考にしてみてくださいね。
雨用ワイパーと雪用ワイパーの違い
▶ 雨用ワイパーの特徴
- 軽量の金属フレーム構造
- 一般的なゴム素材を使用
- 雨水や軽い霧の除去に特化
- 雪や氷には不向き
- 寒冷地ではゴムが硬くなるため性能が低下
▶ 雪用ワイパーの特徴
- フレームがカバーで覆われ、雪や氷の詰まりを防止
- 低温でも柔軟性を保つ特殊ゴムを使用
- 重い雪でも押しのけられる構造
- 寒冷地や雪の多い地域で使用するために設計
- 雨用ワイパーより高価
▶ 比較表
雨用ワイパー | 雪用ワイパー | |
---|---|---|
構造 | 金属のフレーム(軽量) | カバー付きで雪や氷の詰まり防止 |
ゴムの特性 | 通常の気温で柔軟 | 低温でも柔軟性を保つ |
耐環境性 | 雨や軽い霧に対応 | 雪・氷に対応 |
主な用途 | 温暖な地域では通年で使用可能 | 寒冷地や雪の多い地域向け |
価格 | 手頃 | 高価 |
雨用ワイパーと、雪用ワイパーを並べてみました。
雪用ワイパーはゴムが全体を覆っているので、違いは一目瞭然です。

ワイパーゴムに高さがあるので、雪が多少ガラスに積もっていても、しっかり拭い去ってくれそうです。

雨用ワイパーは、雨天時での視界確保には適していますが、雪が多い地域では十分な性能を発揮できません。
雪の中で雨用ワイパーを使うと起こり得るトラブル
雨用ワイパーで雪を拭うことも可能と言えば可能です。
それなら交換しなくても良いのでは…と思うかもしれませんが、雪用ワイパーに交換しておかないと、事故の原因となるトラブルに遭遇するかもしれません。
- 雪の重さでフレームが歪む、ゴムが剥がれる。→ ワイパーの破損
- 雪の重みでモーターに負荷がかかり、故障のリスクが高まる。→ モーターの故障
- ゴムが硬化してフロントガラスに密着せず、 雪や霜が取れない。→ 視界不良
- フロントガラスの凍結に対応できない。→ 視界不良
ワイパーがうまく作動しなくなったり、ワイパーの効果が薄れたりしても、十分な視界が確保できず、安全運転が困難になります。
雪の降る地域に出かけるときは、雪用ワイパーに交換する方が良いですね。
キャラバンを雪用ワイパーに交換
購入した雪用ワイパー
購入したのはこちらです。フロントガラス用2本とリアガラス用1本です。

後述しますが、こちらのリアガラス用のワイパーはインテリジェントルームミラー(デジタルインナーミラー)装着車には失敗でした。
フロントワイパー
BOSCH (ボッシュ) 国産車用 スノーワイパーブレード スノーグラファイト(https://amzn.to/4gfCwRr)
フロントワイパーは、純正と同サイズの550mm、450mmを購入しました。
交換後も動作に問題はありませんでした。
リアワイパー(※デジタルインナーミラー装着車は要注意)
BOSCH (ボッシュ)国産車用 スノーワイパーブレード スノーリヤ (https://amzn.to/4h1RJa4)
純正のリアワイパーは400mmです。
ボッシュの適合表にはキャラバンのリア用として330mmとありましたので、少し短いですが、330mmを購入してみました。
装着してみたところ、動作に問題はありません。
しかし、ワイパーがデジタルインナーミラー用のカメラに届かず、その部分の汚れが取れないので、後方の様子がわからなくなってしまいました。鏡そのもので後方を確認することはできます。
ワイパーの端からカメラまで測ってみると、足りないのは10mmくらいでした。ボッシュでは、キャラバンに適合する330mmより長いリアワイパーは見つけられなかったので、NWBグラファイト雪用ワイパー 380mm リヤ用Aタイプ 6A(https://amzn.to/4htRZOR)を購入してみました。

北海道では少し走っただけで、悲しくなるほど汚れます。

こんなに汚れていても、デジタルインナーミラーは一応使えます(鮮明ではありませんが)。
NWBのワイパーを取り付けて、一度作動させてみました。

今回はカメラの位置まで届き、ばっちり拭き取ることができました!
汚れすぎて一回のワイパーでは綺麗に拭き取れませんでしたが、数回繰り返すと綺麗になりました。
おわりに
雪とは縁のない地域の方には馴染みの薄い雪用ワイパーですが、雪の多い地域を訪れる際は、雪用ワイパーに交換するのを忘れないようにしてくださいね。
ちなみに、ウォッシャー液も寒冷地用にした方が良いです。原液なら大丈夫だろうと標準のものを使っていましたが、見事に凍って噴射しなくなってしまいました。
スタッドレスタイヤへ交換するときにワイパーも交換して、一気に冬支度をするのがおすすめです。
雪道の運転に慣れていないと緊張してしまいますが、クリアな視界をしっかり確保して、安全運転を心がけましょう。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

投稿者プロフィール

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運転練習中のペーパードライバー🔰
いつかかっこよくポルシェを運転したい!
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