はじめに

リンサークリーナーとは、布製品の汚れに水を吹き付けて、水と一緒に汚れを吸引する器具です。

水洗いの出来ないソファやカーペットなど布製品に使用できます。

丸洗いしたくても出来ない車のシートに使用したいと思い、アイリスオーヤマのリンサークリーナーを購入しました。

アイリスオーヤマ リンサークリーナー
アイリスオーヤマ リンサークリーナー 自動ポンプ式モデル RNS-P10-W

アイリスオーヤマのリンサークリーナー

リンサークリーナー 外箱

中身はこんな感じです。

注水用と排水用のタンクとホースがコンパクトにおさまった仕様です。

リンサークリーナー本体

ノズルはノーマルタイプとブラシ付きタイプの2種類ついてきます。

リンサークリーナーブラシ

あとは水と電源さえあれば使えます。

本体は軽くてコンパクトなので、水を入れても片手で簡単に持ち上げられます。電源コードは約3mと長く、とても扱いやすいです。

12年分の汚れと臭いが詰まった車をクリーニング

クリーニング前の車の紹介

今回クリーニングするのは、中古で購入した2010年式の車です。

布製のシートなので、リンサークリーナーが使えます。シート以外にもフロアマットや、マットの下にも使えそうです。

これまでの使用状況はよくわからないのですが、汚れ具合はまずまずといったところでしょうか。現状渡しで購入した車なので、車屋さんでクリーニングされたものではありません。

車内のムワッとした臭いも感じます。12年分の汚れと臭いが染み付いている感じでしょうか。

準備

リンサークリーナーは水分を吸いますが、乾燥させるわけではありません。乾きやすいように晴れた日がいいと思います。

作動させる前に、準備をしておきます。

  • あらかじめ掃除機で車内のゴミを吸い取っておく。
  • 説明書通りにホースやノズルを取り付ける。
  • 注水タンクに水を入れる。
  • 電源をつなぐ。

汚れがより取れるように、重曹水(水100cc+重曹5g)も準備しました。

重曹には皮脂汚れや臭いの元を分解して落としやすくする効果があります。これをスプレーボトルに入れておきます。

説明書によると強アルカリイオン水、次亜塩素酸水、クエン酸水も効果的です。

泡立つ洗剤は、機械内部に泡が侵入して破損する恐れがあるのでやめた方がよさそうです。

ミヨシ 暮らしの重曹
ミヨシ 暮らしの重曹

実践

リンサークリーナーでクリーニングする様子を動画にしました。ぜひ参考にしてくださいね。

効果

まず、助手席を水だけでクリーニングしました。

泥水のような茶色く濁った汚い水が回収できます。よく見ると、髪の毛やゴミも吸引されています。汚いですね。

次に運転席です。

運転席は助手席よりも汚れが強そうなので、重曹水でクリーニングしました。

重曹水をスプレーで散布して、ブラシでこすり洗いします。その後、リンサークリーナーで水を噴射しながら吸い取っていきます。

排水の色を比べると、水だけでクリーニングしたときよりも汚れた水が吸引されている印象です。めちゃくちゃ汚いですね。

後片づけ

タンクやノズル、ホースなど部品は丸洗いできるので、清潔な状態を維持できます。

重曹水は乾燥すると白く跡が残ってしまいます。シートは水ですすぎながら吸引するので跡は残りませんが、スプレーするときに飛び散った跡がいろんなところに出来ています。

水拭きすると簡単に綺麗になります。

乾燥

日陰に置いておいても2-3時間もすれば、すっかり乾きました。

不十分な場合は、ドライヤーを使用するとよいと思います。

結果

汚れはどれくらい取れた?

シートが黒色なので効果は分かりにくいのですが、きっとシートの奥に染み込んだ汚れも吸い取れているのでしょう。クリーニングした後の汚水を見ると明らかです。

ついでに髪の毛や細かいゴミも一緒に吸い込んでくれますし、カピカピにこびり付いていた食べカスのような物も、水でふやけて剥がれました。そのまま吸い取れます。

ドリンクホルダーの横に、飲み物がこぼれて流れたような跡がありました。この部分に重曹水を振りかけ、ブラシでこすって、クリーナーを。うっすらと跡が残っていますが、かなり綺麗になりました。

臭いはどれくらい取れた?

換気だけでは消えないムワッとした臭いは明らかに無くなりました。購入してから消臭剤は一切使用していません。

不快な臭いは布に染み込んでいるようです。

重曹には消臭効果もあるので、重曹のおかげかもしれません。驚きの消臭効果です。

リンサークリーナーの使いづらい点

  • クリーニング中の音がかなり大きい(家庭用の掃除機より大きい?)ので、早朝や夜中には使えません。
  • シートの背もたれの部分は、噴射した途端に下へ流れていってしまうので素早く吸引しないといけないのが大変です。
  • 付属のブラシ付きノズルは、吸引の角度を合わせるのが難しくてほとんど使っていません。他のブラシで擦ってからノーマルタイプのノズルで吸引する方が私には合っているようです。

追記)コードレスモデルが出ました。

アイリスオーヤマ リンサークリーナー コードレスモデル RNS-B400D
布製品を水洗いできるリンサークリーナーにバッテリー式が登場! コンセントがない場所でも使えてさらに便利に。

おわりに

車のシートには何かをこぼしたわけでなくても、汗や皮脂、砂ぼこりなどでどんどん汚れが蓄積されています。それに伴い臭いの元も蓄積されて、嫌な臭いを発するようになってしまいます。

定期的にリンサークリーナーを使って、清潔に保っていきたいですね。

効果抜群のリンサークリーナー、かなりオススメです!

この記事を読んでくださって、ありがとうございました。

投稿者プロフィール

siori
siori
運転練習中のペーパードライバー🔰
いつかかっこよくポルシェを運転したい!
詳しい自己紹介はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です