はじめに
こんにちは、sioriです。
まさかの納車当日の事故で、私たちのもとから早々に去って行ったポルシェ 911 GT3RS(991型後期)ですが、ついに修理が完了して、うちに戻ってきました!
事故の後、約8ヶ月にわたって修理されていたのですが、その間は悶々とする日々でした。
この記事では、事故後の経過を振り返ります。
事故については、こちらをご覧ください。
GT3RSの修理を依頼したお店
GT3RSが納車される前、保証継承の点検をされたポルシェセンターに修理を依頼しました。
わずか数日前に送り出したGT3RSが、無惨な姿になって戻ってくるなんて、ポルシェセンターの方には申し訳ない気持ちです。
ポルシェセンターでの修理のポイント
GT3RSの修理を受け入れていただいたポルシェセンターへ、お話を聞きに伺いました。
修理に関して、お聞きした内容は次のようなものでした。
- ポルシェの修理は、原状復帰が基本であり、もともと悪かったものを良くすることはしない。
- 損傷の場所や程度によって、ポルシェジャパンまたはポルシェ(ドイツ)から修理に関する指示がある。それに従い、修理する部分を決める。たとえば、タイヤ1本を損傷した場合、1本だけ交換するのか、4本すべて交換するのか、といったもの。
- 部品の在庫は少なく、特にカーボンの部品が不足している。カーボンの部品は高価なので、すぐに作れるものではない。ある程度のオーダー数が溜まってから一度に作るので、とにかく時間がかかる。
- 車両保険で修理をする場合、ポルシェセンターと保険屋とのやりとりになる。
「時間はかかりますが、必ず元通りに直します」と自信を持って言っていただき、少し安心しました。ポルシェセンターの方の見立てでは、修理は数ヶ月、長くても半年かかるだろう、とのことです。問題は修理代がとても高額になりそうなので、どこまで保険がおりるかわからないという点ですね。
既に板金屋に運ばれていたので、実物を見ることはできませんでした。
第三者機関の調査員との面談
修理代が高額になるので、第三者機関の調査員と運転者である夫との面談が設けられることになりました。面談は、自宅でも喫茶店でも良いとのことで、近所の喫茶店で面談を受けることにしました。
調査員との面談とは、一体どんなことを聞かれるのか。ネットで検索しましたが、ほとんどヒットしませんでした。数少ない体験談を読む限り、長時間拘束された挙句、レポート用紙何枚分もの報告書を作られたとか…。
面談当日、約1時間かけて、事故当日の様子や、前日は何時に就寝したのか、など様々な質問を受けたそうです。不安とは裏腹に、面談は平穏に終わりました。
面談後、保険屋から結果がどうだったか、などを知らされたりすることは一切ありませんでした。
修理開始から終了までの経過
ポルシェセンターからも、保険屋からも一切の連絡は無く、私たちはGT3RSが修理できるのかどうかさえ知りませんでした。知らないうちに修理は始まっていたのですが、その後も進捗が報告されることはありません。
様子が気になって仕方がないので、時々ポルシェセンターに電話して、様子を聞かせてもらっていました。
修理が完了するまでは、このような経過でした。
- 事故から2ヶ月:部品を揃えている段階。だんだん揃ってきているがドイツから取り寄せる部品も多くあるので、まだ揃いそうにない。部品が揃ったら、それらを装着して、ボディ計測などをおこない、骨格の異常や他に修理が必要なところがないかを確認する。保険屋と話し合いながら進めていく。
- 事故から4ヶ月:メインとなる部品はほとんど揃った。
- 事故から5ヶ月:だいたいの修理が完了した。次は、GT3RSを板金屋からポルシェセンターに戻して、機能テストをする。ただし、一部の部品の納期が未定なので、一旦もともと使っていた部品を修理して、使えそうだったらそちらを使うことになる。部品が届き次第、交換することになるかもしれない。
- 事故から6ヶ月:修理期間中に車検をすることになるが、今回の修理で多くの部品を交換しているので、車検での交換部品は無さそう。
- 事故から7ヶ月:板金屋からポルシェセンターに戻す日が決まった。納期が未定だった部品も届き、全ての部品が揃った。
- 事故から8ヶ月:修理完了、車検もOK!
8ヶ月の修理期間を経て、GT3RS復活
GT3RSはきっと復活して帰ってくる!と信じて待つこと8ヶ月。修理が完了した、とポルシェセンターから連絡がありました。
季節は巡り、すっかり夏になっていました。
どうでしょうか、この完璧すぎる美しい姿…
修理額は、驚きの1,000万円以上!
傷や歪みはあるわけもなく、それどころかタイヤもホイールも全て新品になりました。納車当時より良い状態になったような気さえします。
ありがたいことに、延長保証に入ることもできました。
排気音動画
ぜひ、復活したGT3RSの排気音も聞いていってください。
おわりに
事故の直後は、夫婦二人で落ち込んでいましたが、今ではすっかり笑い話になりました。これにてGT3購入記は終わりです(RSになってしまいましたが)。
GT3RSに乗れるありがたさを感じながら、楽しくドライブしています。私も運転に挑戦するときは来るのでしょうか。
また、GT3RSの記事を書いていきますので、また見にきてくださいね。
この記事を読んでくださって、ありがとうございました。
投稿者プロフィール
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運転練習中のペーパードライバー🔰
いつかかっこよくポルシェを運転したい!
詳しい自己紹介はこちら。
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