※ この車は売却済みです。

はじめに

電気自動車に何の興味もなかった私ですが、VWのID.4や、日産リーフに試乗してみて急に電気自動車に興味を持ちました。

また、良くも悪くも話題にあがる電気自動車です。実際のところはどうなんだろうと思うような記事やニュースばかり目にします。自分で乗って検証するしかない!と思い立って、購入を検討し始めました。

幸運にも自宅近くに急速充電設備も何箇所かありますし、自宅で普通充電もできるということが分かり、電気自動車をいくつか検討した結果、テスラの車を購入することにしました。

この記事では、テスラを選択した理由や、テスラの魅力について紹介しています。

これが私のテスラ モデル3 ロングレンジ

テスラ モデル3

赤色がかっこいいモデル3のロングレンジです。

走行距離約1.1万kmの中古車を購入しました。

私がテスラ モデル3 ロングレンジを購入した5つの理由

私がテスラ モデル3 ロングレンジを購入した理由は、以下の5つです。

  1. テスラの航続可能距離をもってすれば、充電なしで1日中走れる
  2. テスラには安心安全の4WDがある
  3. スーパーチャージャーが使えるテスラなら、ドライブ旅行も怖くない
  4. テスラはアップデートで使える機能が増えていく
  5. テスラなら万が一の時も安心!ドライバーも同乗者も周りの人も守ってくれる安全性能

1.テスラの航続可能距離をもってすれば、充電なしで1日中走れる

EV購入を検討するにあたって、最も重要視したのが航続可能距離です。

充電スポットがまだまだ不十分な日本で、EVでの長距離移動は死活問題。できれば1日充電しなくても走れるくらい余裕のある車を選びたいです。

モデル3ロングレンジの航続可能距離は、驚愕の689km!(現行モデル、公式Webサイトより)

たとえば、日産リーフ(バッテリー容量40kWh)で航続可能距離は322km、リーフe+(バッテリー容量60kWh)でも、450kmです。
もちろん、使用年数や外気温、運転の仕方、運転以外の電気使用量など様々な要因よって実際に走れる距離は変わってきます。
実際に走行距離約32,200kmの日産リーフをレンタルしてみたところ、満充電での航続可能距離は236km(外気温11℃)でした。カタログ値より90km近くも距離が短くなっています。

航続距離を縮めるような条件でのドライブでも、500km走ることができたら1日楽しめるのではないでしょうか。

次はどこで充電して…と充電スポットを探索しながらのドライブも楽しいですが、時間を惜しんで移動しなくてはいけないときもあると思います。
大は小を兼ねるということで、私は大容量バッテリーを搭載したロングレンジのモデル3を選びました。

※ 航続可能距離は全てWLTCモードで記載

参考

2.テスラには安心安全の4WDがある

モデル3のロングレンジとパフォーマンスは4WDです。

日本で販売されているEVの中で、4WDのものは限られています。アウディのQ4 e-tronやフォルクスワーゲンのID.4は、海外では4WDも販売されていますが、日本では販売されていません。

私はまだまだ運転勉強中の身なので、どんな道でも安心の4WDを選びたいです。これも大は小を兼ねる、ですね。

3.スーパーチャージャーが使えるテスラなら、ドライブ旅行も怖くない

テスラ専用の急速充電器「スーパーチャージャー」は、出力250kW、150kW、75kWの3種類があります。

スーパーチャージャーを使えば、15分間で最大275km相当分を充電することができます。たとえば、ショッピングセンターや高速道路のSAなどに設置されている急速充電設備(CHAdeMO)だと、30分間で最大125km分相当分の充電にとどまるので、その差は歴然です。

スーパーチャージャーは、日本全国50箇所以上にステーションがあります現在も各地でどんどん増設されています。スーパーチャージャーは都市部に集中しているので、うまく旅程に組み込めば充電に時間を取られることはありません。

参考

4.テスラはアップデートで使える機能が増えていく

ソフトウェアのアップデートがあり、なんと機能が増えていくのです。

たとえば、スクリーンで遊べるゲームが増えたり、ナビの操作性が向上したり。さらにはオートウィンカーといった運転操作に関わるものまであります。

これは一般的な車の概念から大きくはずれているので、まさにカルチャーショック。まるでスマートフォンなのです。

5.テスラなら万が一の時も安心!ドライバーも同乗者も周りの人も守ってくれる安全性能

そもそもEVは、床下に重いバッテリーが搭載されているので重心が低く、横転する危険性は低いです。

加えてテスラは、車体も高剛性かつ衝撃から保護する構造になっているので、万が一の衝突時にも乗員を守ってくれます。
そして、車に搭載された多数のカメラとレーダーにより、360度の視界を確保しているので、まさに死角ゼロです。そして、危険があれば即座に警告音で知らせ、必要に応じて自動ブレーキも発動します。乗員だけでなく、歩行者や自転車など車両の近くにいる人や物の安全確保に繋がります。

参考

私に合うEVはモデル3しか考えられなかった!

以上5つの理由によって、テスラ モデル3 ロングレンジを購入しました

テスラ モデル3に3,000km乗ってみた感想

テスラはネットから簡単に試乗を申し込めるそうですが、モデル3の試乗どころか、実物を確認することもなく納車に至ってしまいました。

初めてのEVが新鮮で楽しいことに加えて、とても快適にドライブを楽しめるモデル3は、納車からわずか3週間で3,000km近く乗っていました。そのうち9割以上を助手席や後部座席で過ごしていますが、正直な感想をまとめてみました。

モデル3は意外と大きかった

モデル3を見た第一印象は「意外と大きい。どうしよう…」でした。

比較対象がテスラの他車種だとモデル3はとても小さく見えるのですが、実はどっしりとしていて、長いのです(全長4695×全幅1850×全高1445㎜)。なんと、幅と長さはハイエースとほぼ同じサイズなんだとか。

いつもだいたい駐車枠から少しはみ出してしまうようなサイズのモデル3ですが、うまく運転できるでしょうか。今までもう少しコンパクトな車ばかりを運転してきたので、少し不安です。

ブレーキペダル不要のワンペダルドライブにはすぐに慣れた

アクセルペダルだけで加速と減速をコントロールできるので、ブレーキペダルはほとんど使用しません。

アクセルペダルを離すと、完全に停止するまで減速しますそして、停止したままの状態を保ってくれるので、ブレーキペダルを踏むのは急ブレーキをかけるような場面のみです。もちろん減速時にはブレーキランプが点灯するので、後続車にアピールもしてくれます。

はじめはクリープしないことに違和感がありましたが、少し走っているうちにすぐに慣れましたし、今ではワンペダルって楽だなあ、とさえ思います。ブレーキパッドも減りません
ちなみに、通常のATのようにクリープするような設定にすることも可能です。

ついつい加速したくなってしまう衝動を抑えるのが大変

停止から100km/hまで、わずか4.4秒のモデル3ロングレンジの加速。

もちろん試したことはありませんが、アクセルを少し踏むだけでグンッと加速します。ガソリン車とは違った加速感がすごく楽しいです。

テスラ モデル3 車内

車内は快適な空間そのもの

フルフラットにはならないものの、脚を目一杯伸ばせるくらいのスペースがあります。5人乗りなので、後部座席も広々です。これなら車中泊もできちゃいそうです。

センターコンソールは、広くて深い収納が2箇所備わっているので、たっぷり物が入ります。スマホは同時に2台ワイヤレス充電できますし、USBポート(Type-C)も数箇所に備わっています。利便性はすごく良いです。

大きなスクリーンと迫力のあるオーディオでYouTubeを見たりゲームもできますし、どこかへ出かけるわけでなくても、くつろげるスペースとして車内で過ごしたいくらいですね。

全面ガラスルーフでオープンカーのような開放感を味わえる

モデル3のルーフは、少し黒味がかっているガラスが全面を覆っています。このガラスルーフのおかげで、後部座席に座っていても圧迫感や窮屈感を感じず、とても開放的に過ごせます。

きっと夏はすごく暑いだろうと思うので、サンシェードを買わないといけませんね。

スマホアプリがとにかく便利

テスラの鍵はカードキーなのですが、車体にスマホを登録しておくと、スマホを持って近づくだけで開錠され、そのまま運転もできます。スマホを登録して以降、一度もカードキーの出番はありません。

また、アプリでの遠隔操作がとても便利です。たとえば、アプリを使ってあらかじめエアコンをONにしておくことができます。設定温度になるとスマホに通知が来るので、たとえ真冬の早朝でも、乗り込んだ瞬間からぽかぽかと快適に過ごせるのです。

スーパーチャージャーがオフ会の会場のようで楽しい

テスラ スーパーチャージャー

こちらは、モデル3を受け取った帰りに寄った浜松のスーパーチャージャーでの写真です。

充電中に一旦車を離れていて、戻ってみたら、モデル3のRWD、X、Yが一緒に充電していました。色も車種も異なるテスラが集まるなんて、まるでオフ会の会場みたいですね。

知らないとトラブルの元?EV充電器利用時のルールがよく分からない

スーパーチャージャーは隣同士になってはいけない?

スーパーチャージャーは、2基で1セットになっているタイプがあります(V2:出力150kWタイプ)。隣で充電している車があれば、電力が分配されて出力は落ちてしまうので、隣同士で充電すると効率が悪くなります

たとえば「1A」「1B」「2A」「2B」の4基があった場合、「1A」と「1B」、「2A」と「2B」でセットになっています。既に「1A」で充電している車があれば「1B」は避けて、「2A」か「2B」を選ばないと既に充電中の方に迷惑をかけてしまいます。

しかし、「1A」「2A」で既に充電されている場合、「1B」「2B」どちらに入るべきでしょうか?CHAdeMOのように充電器側に残り時間が表示されていれば、早く終わりそうな方の隣を選ぶこともできるのでしょうが、スーパーチャージャーはそのような表示はありません。一見優しそうな人の隣を選ぶしかありませんね。

テスラ スーパーチャージャー

充電器が空いていないとき、どこで順番待ちをしたらいいの?

人気の充電スポットでは、何台も順番待ちをしている場合があります。

順番待ち用の駐車スペースが設けられているところは今まで見たことがありません。近くで待機して、空いたら先着順に充電するといった感じでした。充電場所の最寄りの駐車スペースが埋まっていたら、少し離れた場所に駐車して待機しますよね。そうすると、誰が先に来たのか曖昧になってしまいます。

待機スペースが設けられている充電スポットもあるようですが、どこの充電スポットでも、はっきりと順番が分かるようなシステムや、順番に待機できるスペースを設けてほしいものです。

私は充電スポットを検索するときに「EV smart」「Go Go EV」というスマホアプリを使うのですが、口コミを見ていると、こういった順番待ちによるトラブルもあるようです。

モデル3で今後やってみたいこと

  • 全国道の駅充電器調査の旅
  • モデル3は満充電で実際に何km走れるのか検証の旅
  • モデル3で2,000kmチャレンジ
  • モデル3でキャンプ
  • モデル3で車中泊
  • モデル3 VS ポルシェ 911GT3RS 【0-100km/h勝負】

挑戦できたら、また記事にしようと思います。

この記事を読んでくださって、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です