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ちょっと不便なルーテシアの純正ナビ
私が中古で購入したルーテシアには、純正のディスプレイ付きオーディオが付いていました。

スタイリッシュでおしゃれなディスプレイです。
しかしカーナビは日本非対応。マップは開けますが、日本のどのあたりにいるか、ということしか分かりません。ルノーのお店へ行けば、有料で日本の地図を入れてもらえるのかもしれませんが、最近は便利なスマホのカーナビアプリがありますし、そこまでしなくていいかなと。
しばらくはスマホをBluetoothでつないでカーナビアプリの音声を流して使用していました。それでも十分だったのですが、デメリットもあります。
スマホのカーナビアプリを使用するデメリット
- 画面が小さい。
- 運転している人しか画面を見ることができない。
まだ運転初心者の私は、この先の道がどんな風にカーブしているか、どこに交差点があるかなど確認したいので運転席から見える位置にスマホを置きます(ドア側にホルダーを設置)。しかし余裕がなくなるとカーナビの音声も聞き漏らしてしまうので、助手席の夫にも自分のスマホで同じアプリを開いてもらわないといけません。
- スマホとBluetooth接続するのに時間がかかる。
うちのように夫が運転したり私が運転したり運転者が複数いる場合、その都度接続するスマホを選択しなければなりません。
- トンネルの中など電波が途切れる場所で使えない。
また、これはうちのルーテシアに限ったことかもしれませんが、起動時に毎回ラジオがかかります。知人のメガーヌに乗せて頂いた時も同じようにラジオで始まったので、これはルノーの車特有の設定なのかもしれません。
より快適にルーテシアに乗るために、このディスプレイ付きオーディオを取り替えることにしました。
CarPlay対応のカーナビを購入しました
クリオ2019年式対応のカーナビ
中国の通販サイトAliExpressから購入しました。
クリオ(ルーテシアは日本名)2019年式に合うものです。コンソールの化粧板を丸ごと交換するスタイルです。どのくらいの性能かわからないので、メインメモリ8GB+ストレージ128GBのモデル(購入時43,396円)を選びました。
他にも2DINサイズのものとの交換もできると思います(その際はパネルの加工が大変かもしれません)。
カーナビ 2din XTRONS 7インチ Android10.0 |
届いたセット内容はこちら
写真のものが全てです。
説明書は付属しません。わからないところは直接サポートに質問できます。

取り付け方法
私は機械のことはさっぱりわからないので、夫に取り付けてもらいました。以下の説明は夫によるものです。
元々付いているパネルを丸ごと取り外して、購入したパネルと置き換えます。エアコンの吹き出し口、エアコンの操作パネルとハザードスイッチ等は流用します。
ハーネスは2019年クリオ用のがついてきたのですが、日本仕様についているMediaNavとはコネクターが合わないので作り直しました。また、CanBusデコーダーが付いてくるので、これをつけるとサテライトコマンダー(一部ボタンは使用できませんでした)やハンドル舵角にあわせたバックカメラのガイドラインの表示ができます。
バックカメラ取り付け
セットにバックカメラも付いています。
ルーテシアはリアにバックカメラを取り付けられる場所が無いので、カメラステーが付いているライセンス灯レンズを使いました。これなら車両に加工は要らないので、元に戻すとき簡単です。
完成!

ディスプレイの存在感がすごいですが、めちゃくちゃ便利です。
これは言わばAndroidのタブレットなのでカーナビはもちろんのこと、一般的なタブレットと同様に楽しく使えます。加えてプリインストールされたCarPlay互換アプリを使えば、Appleのアプリも使えてしまいます。
取り付けは大変そうでしたが、とにかくおすすめのカーナビです!