はじめに

車中泊では、外からの視線を遮り、プライベート空間を確保することが重要です。このため、カーテンなどで窓を覆う必要があります。

2列目の窓には、折りたたみシェードを取り付けました。その様子は、下のリンクからご覧ください。

【キャラバンDIY】2列目の窓に折りたたみシェードを取り付けました。

はじめに 車中泊で安心して眠るためには、カーテンなどで窓を覆って外から見えないようにすることが必要です。 みなさん、どんなカーテンを付けていますか? 先日、YouTub…

今回の記事では、運転席、助手席と後部座席を仕切るカーテンを取り付け方法を紹介します。

また、この仕切りカーテンを設置する目的は、目隠しだけではありません。運転中は前席のみを使用することが多いため、このカーテンを設置することで、より速く効率的に、必要な場所だけ空調を効かせることができます。

カーテンレールを取り付けるための土台を作成する。

まずはカーテンレールを取り付けるための土台を作成します。キャラバンの天井には凹凸があるので、カーテンレールの取り付けが困難なのです。

凹凸があるので、その形状に沿って土台を作成します。慣れている人なら、凹凸部分でも簡単に型を取れると思いますが、DIY初心者の私は、便利なグッズを使用しました。

購入したのはこういったタイプのゲージです →( https://amzn.to/3Sv29DY

これがあれば、どんなに凹凸でも型を取れます。

キャラバン 仕切り DIY 型取りスケール

凸凹に合わせてゲージを固定して型を取り、段ボールに書き写して型紙を作ります。

曲線を型取りすることができました。

天井に合わせてみると、こんな感じです。

キャラバン 仕切り DIY 型のチェック

次に、土台の高さを決めます。

土台を設置する位置に、糸を渡して土台の高さを決めました。このラインが土台の下縁になります。これに沿わせて、型紙をカットします。

キャラバン 仕切り DIY 土台の幅を決める

型紙が完成しました。

キャラバン 仕切り DIY 土台の型が完成

次に、土台となる木の板に、型紙を合わせてカットラインを引きます。

板のカットは夫にやってもらいました。

ニスを塗ります。今回は2度塗りしました。

使用したのは、水性ウレタンニス(屋内木部用)です。(https://amzn.to/3UhUScW

キャラバン 仕切り DIY 木材の色塗り

乾かしたら、土台の完成です。

土台にカーテンレールを取り付ける。

作成した土台にカーテンレールを取り付けます。

カーテンレールは、ホームセンターで伸縮式のものを購入しました。

キャラバン 仕切り DIY

両端にL字のステーを取り付けます。

土台を車内に取り付ける時に、ステーを曲げます(写真は既に曲げた状態です)。

キャラバン 仕切り DIY

土台を車内に取り付ける。

土台に取り付けたステーを下の写真のように差し込みます。

キャラバン 仕切り DIY 取付部

天井の曲線に沿わせて作成した土台のおかげで、カーテンレールと天井の隙間もほとんど気になりません。マジックテープでしっかりと密着させても良さそうですね。

キャラバン 仕切り DIY 取付完了

カーテンを取り付ける。

購入したカーテンはこちらです →(https://amzn.to/49nvQO6

本来は、カーテンと一緒に使用する断熱ライナーのようです。ハサミで簡単にカットできるので、好みの長さに調整することができます。

完成

キャラバン 仕切り DIY 完成

このカーテンが完全遮光ではないので、うっすらと光が漏れます。実際に車中泊してみて、明るさが気になるようならカーテンも併用しようと思っています。

キャラバン 仕切り DIY 完成

また、こちらのカーテンに付属していたフックが高さ調整できないタイプなので、レールとカーテンの隙間が気になるところですね。

おわりに

運転席と後部座席を断熱カーテンで仕切ることで、前席での冷暖房が逃げず、あっという間に快適な温度になりますし、燃費の向上にも期待できます。

また、車中泊で後席で過ごすときにも、プライバシーの確保はもちろんのこと、空調の効率が格段に高まり、快適に過ごせると思います。

DIYの参考にしていただければ嬉しいです。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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