はじめに
車中泊で安心して眠るためには、カーテンなどで窓を覆って外から見えないようにすることが必要です。
みなさん、どんなカーテンを付けていますか?
先日、YouTubeでカーテンの作り方を探していたところ、かっこいいシェードの作り方を紹介されている動画を見つけました。スタイリッシュな見た目で、カーテンのようにヒラヒラしないところが良く、参考にさせてもらうことにしました。
参考にしたのは、M840さんの動画です。こちらは、ハイエースに取り付けられている動画です。
M840さんは、おそらくDIYに慣れていらっしゃるので、とても簡単そうに作業されていましたが、DIY初心者の私には難易度が高く、かなり苦戦しました。
何度もやり直すことになりましたが、最終的には良い仕上がりになったと思います。
今回の記事では、四苦八苦しながら作った折りたたみシェードの取り付け方法を紹介します。
折りたたみシェードの材料調達
やって来たのは、IKEAです。
ブラインドコーナーにあるSCHOTTIS(ショッティス)を2点購入しました。これはシェードそのものになります。
材質は、ポリエステル不織布です。
割高ですが、Amazonでも購入できます(https://amzn.to/4btgLN6)。
シェードの枠になる部材は、ホームセンターで販売されているものを購入しました。
アクリサンデーの簡易内窓用部材「上レール」を2点、「横カバー」「取手付きフレーム」をそれぞれ1点ずつ購入しました。
部材4本で約4,500円でした。
他にプラダンが必要ですが、以前購入したものが余っていたので、そちらを使用しました。プラダンもホームセンターで購入できます。
折りたたみシェードの作り方
AとBに分けて作成します。
この図は、運転席の後ろの席側の窓です。
A部分の作り方
枠の部分を作成する。
下図ようにアクリサンデーの部材で枠を作ります。
「上レール」「横カバー」は部材の商品名です。
(1)上下の「上レール」をカットする。
実際にキャラバンの窓にあてて長さを決めます。
上側は窓の端から端まで、下側は窓枠に沿う最大の長さにしました。
グラインダーを使うと、すぐにカットできますが、鋸でも簡単にカットできます。
(2)「横カバー」をカットする。
上下の「上レール」の幅に合うように「横カバー」をカットします。
両端をそれぞれ約2.5cmカットします。こちらもグラインダーでカットしました(ニッパーでバチンと切ったら、縁が割れてしまいました)。
(3)上下の「上レール」を貼る。
しっかりと脱脂して、両面テープで貼ります。私はScotchの超強力テープを2cmに切って、それぞれ4箇所貼りました。
使用したのは自動車内装用のテープです。(https://amzn.to/489TxZx)
(4)「横カバー」を仮固定する。
下のように「上レール」と「横カバー」を組み合わせ、マスキングテープなどで仮固定します。
この部分は、シェードの部分を付けた後にネジ止めします。
後に作成するシェードの持ち手が、この中を通過できるようになります。
シェードの部分を作成する。
(1)シェードをカットする。
イケアのシェードを枠に合うサイズにカットします。ハサミで簡単に切れます。
(2)グルーガンで、上下にクリップを付ける。
3山ごとにクリップを取り付けました。
このクリップがレールを滑り、シェードがスムーズに開閉できるようになります。
余ったシェードをカットして、クリップを隠すように貼ると、見た目がすっきりします。
(3)シェードの持ち手を作成する。
プラダンとアクリサンデー「フレーム 取手付き」を使用します。
プラダンは「フレーム 取手付き」の溝に差し込むので、その分だけシェードよりも長くカットします。幅は約7cmにしました。
「フレーム 取手付き」の溝に、プラダンがピッタリとはまります。ジャストサイズなので、差し込むのに少し力が必要です。
接着剤は使いません。
シェードの持ち手の完成です。
(4)シェードと持ち手を付ける。
(1)(2)で作成したシェードと、(3)で作成した持ち手を両面テープで付けます。
枠にシェードの部分を取り付ける。
持ち手側でない方のシェードの端は、両面テープで「横カバー」の枠に固定します。
「上レール」と「横カバー」の枠を固定する。
1mmのドリルで下穴を開けて、2mmのネジで固定します。
隙間をプラダンでふさぐ。
窓の端の方とA部分との間にできる隙間は、プラダンを切ってはめこみます。
これで、A部分は完成です。
B部分の作成
B部分はレールではなく、マグネットを使用して開閉します。
シェード部分を作成する。
(1)シェードをカットする。
窓を覆えるサイズにシェードをカットします。
(2)枠にシェードを固定する。
シェードを「横カバー」に両面テープで固定します。
ステーを付ける。
L字型のステーを、スライドドアの内張り部分に両面テープで固定します。
マグネットを付ける。
シェードの端に、接着剤でマグネットを固定します。
これでB部分も完成です。
シェードを広げると、ステーとマグネットが付きます。
完成
【すべて閉めた状態】
しっかり遮光してくれますし、夜も外から全く見えません。
M840さんの動画では、B部分のシェードは上側のレールの下側に取り付けられていましたが、それだと隙間ができてしまうので、枠を覆ってしまうようにしてみました。
【すべて開けた状態】
B部分を開けるときは、木製のクリップでシェードをとめることにしました。
【部分的に開けた状態】
スライドドアを開閉しても引っ掛かりません。
おわりに
作成中は、枠とシェードの長さが数ミリ合わなかったり、レールを踏んでしまって割れてしまったり…と、なかなかうまくいきませんでしたが、なんとか無事にシェードが付きました。
スタイリッシュな見た目も気に入っていますが、開けたい分だけシェードをスライドして、ピタッと止まるので使い勝手も良いです。窓を開けるときにも良さそうですね。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
投稿者プロフィール
-
運転練習中のペーパードライバー🔰
いつかかっこよくポルシェを運転したい!
詳しい自己紹介はこちら。
最新の投稿
- 車以外のこと2024年10月8日シミだらけの超汚い車のシートは、リンサークリーナーでどれくらい綺麗になるのか?
- 旅行2024年9月23日総走行距離2,700km!九州一周ドライブ旅行記その2
- 旅行2024年9月11日総走行距離2,700km!九州一周ドライブ旅行記その1
- キャラバン2024年8月13日カーテンだけを取り付けた日産キャラバンで車中泊してみたら…