はじめに
こんにちは、sioriです。
2024年のGWに、夫と初めての九州旅行へ行ってきました。
関西から九州までは、車で走っていくこともできます。ただ、九州に着いてからもドライブを楽しむ予定なので、移動中は少し休んでおきたいですね。
そこで今回は、神戸港から新門司港まで、車と一緒に阪九フェリーで移動することにしました。
乗船したのは、神戸航路の「やまと」です。
この記事では、予約や実際にかかった料金、港での手続き、車で船に乗り込む様子を、出港までの流れに沿って紹介します。
低床車として乗船したときの手続きもまとめているので、車高の低い車で利用する方にも参考になれば嬉しいです。
船内での食事やスイートの船室、翌朝の下船までの様子は、後編で詳しく紹介しています。
※この記事は、2024年4月26日に乗船した際の体験をもとにしています。料金や予約方法、乗船手続きなどは変更される場合があるため、利用時は公式サイトや予約案内を確認してください。
阪九フェリーの航路
泉大津・神戸と新門司を結ぶ
阪九フェリーには、大阪の泉大津港と、神戸の六甲アイランドから、北九州の新門司港へ向かう航路があります。
| 航路 | 関西側の港 | 九州側の港 |
|---|---|---|
| 泉大津航路 | 大阪・泉大津港 | 北九州・新門司港 |
| 神戸航路 | 神戸港・六甲アイランド | 北九州・新門司港 |
車やバイクと一緒に乗船できるほか、徒歩でも利用できます。
車と一緒に九州へ渡り、下船したらそのままドライブを始められるのは、フェリーの便利なところですね。
今回は神戸発「やまと」を利用
私たちが乗ったのは、神戸港を20時に出港し、翌朝8時30分に新門司港へ到着する「やまと」です。
夜のうちに移動できるので、長距離を運転し続ける必要がありません。船で食事をして眠っている間に、九州まで運んでもらえます。
出港・到着時刻は航路や曜日などによって異なるため、予約するときは、利用する便の時刻を確認してください。
予約と船室選び
GWは希望の船室が満室
今回は、乗船の約1か月前にインターネットで予約しました。
ところが、GWということもあり、希望していたデラックス和洋室は、すでに満室でした。
もともとは、トイレ付きの個室を利用したいと考えていました。そこで今回は、少し奮発して、バス・トイレ付きのスイートを選ぶことにしました。
希望する船室がある場合は、予約開始の時期を確認し、早めに空室を見ておくとよさそうです。
船室の設備を比較
船室を選ぶときは、料金だけでなく、定員や窓、室内のトイレ・お風呂の有無も気になりますね。
今回利用した神戸航路「やまと」「せっつ」の主な船室について、設備をまとめました。
| 船室 | 定員・形式 | 窓 | 室内トイレ | 室内浴室 |
|---|---|---|---|---|
| スタンダード和室 | 大部屋 | ― | ― | ― |
| スタンダード洋室 | 相部屋 | ― | ― | ― |
| デラックスシングル | 1人 | ― | ― | ― |
| デラックス洋室 | 4人 | あり | ― | ― |
| デラックス和室 | 3人 | あり | あり | ― |
| デラックス洋室・バリアフリー | 2人 | あり | ― | ― |
| デラックス洋室・ウィズペット | 2人 | あり | あり | ― |
| デラックス和洋室 | 3人 | あり | あり | ― |
| スイート | 2人 | あり | あり | あり |
| ロイヤル | 2人 | あり・専用デッキ付き | あり | あり |
※「―」は、ここで比較している専用設備がないことを示しています。トイレや入浴設備は船内の共用施設を利用できます。表は2024年時点の情報をもとに作成しています。
同じデラックスでも、船室によって設備が異なります。私たちのように室内のトイレを重視する場合は、船室名だけで決めずに確認しておきたいですね。
泉大津航路では船室の種類や設備が異なるため、詳しくは利用する船の案内をご覧ください。
また、個室を定員より少ない人数で利用すると、乗船日や人数によっては別途貸切料金がかかる場合があります。
今回泊まったスイートの室内や、実際に過ごした感想は、後編で詳しく紹介します。
大人2人と車1台の料金は62,370円
今回の利用条件は、次のとおりです。
| 項目 | 今回の利用内容 |
|---|---|
| 乗船日 | 2024年4月26日 |
| 航路 | 神戸港から新門司港 |
| 船名 | やまと |
| 人数 | 大人2人 |
| 車両 | 全長5m未満の乗用車1台 |
| 船室 | スイート |
| 当時の運賃区分 | C期間 |
支払った金額は、片道で62,370円でした。
| 内訳 | 金額 |
|---|---|
| 自動車航送運賃・運転者1人分を含む | 26,620円 |
| 同乗者1人分のスイート運賃 | 22,330円 |
| 運転者の船室変更に伴う差額 | 13,420円 |
| 合計 | 62,370円 |
自動車航送運賃には、運転者1人分のスタンダード和室運賃が含まれています。
今回はスイートを利用したため、運転者の分には、スタンダード和室からの差額が加わっています。また、今回の乗船日は、当時のインターネット予約割引の対象外でした。
料金は、乗船日や車の長さ、船室などによって変わります。上の金額は、私たちが利用した当時の一例として参考にしてくださいね。
最新の運賃や割引条件は、公式サイトで確認できます。
神戸港での乗船手続き
18時30分に港へ到着
今回の出港時刻は20時です。
繁忙期だったため、当時の案内に合わせて、90分前の18時30分に神戸港へ到着しました。

港には、すでにたくさんの車が並んでいました。
係員の誘導に従って車列へ入り、車を止めてから乗船手続きに向かいます。
初めて利用する港では少し緊張しますが、案内していただけるので助かりますね。
到着する時間は、利用する便や時期によって案内が異なる場合があります。予約時の案内を確認して、余裕を持って向かいましょう。
車検証を持って窓口へ
私たちは、事前の車検証登録がエラーで完了していなかったため、当日は車検証を持って窓口へ行きました。
必要な登録を済ませてQRコードを発行できている場合は、窓口へ立ち寄らずに乗船できます。
ただし、今回は低床車の手続きも必要だったので、窓口で確認していただきました。
手続きが終わると、QRコード付きの乗船券を受け取ります。

このQRコードは、船室の鍵としても使います。
船に乗ってからも必要になるので、取り出しやすいところへ入れておくと便利です。
低床車の申告
今回利用した車は車高が低いため、窓口で低床車として申告しました。
当時は自己申告で、念書にサインをすると、車内に掲示するピンク色の用紙を渡されました。

この用紙をダッシュボードに置き、係員の誘導に従って、指定された車列へ移動します。
今回の便では、低床車は一般の乗用車とは別の乗り込み口へ案内されました。
車高が低いと、船に乗り込むときに下回りを擦らないか気になりますよね。
車で「やまと」に乗船
同乗者も一緒に乗船
今回は、運転者だけでなく、同乗者の私も車に乗ったまま船へ入りました。
別々に乗船して、あとで船内で合流する必要がなかったので、分かりやすかったです。
一般車両の乗船が進んだあと、19時30分ごろに低床車の乗船が始まりました。

今回の便では、一般車両はスロープを上がるルートへ、低床車は下層の車両甲板へ案内されました。
誘導に従って船内へ
低床車の乗り込み口にも、緩やかなスロープがありました。

係員の方が一台ずつ誘導してくださり、ゆっくりと進んでいきます。
無事に船内へ入り、指定された場所に駐車できたときは、ほっとしました。

乗り込む順番や駐車する場所は、当日の状況によって変わることがあります。現場では、係員の案内に従って進みましょう。
車を離れる前の確認
船内で使う荷物を持ち出す
出港後は、荷物を取りに車へ戻ることができません。
着替えや洗面用品、薬、充電器など、船内で使うものは忘れずに持ち出しておきます。
必要なものをまとめておくと、駐車してからの移動も楽ですね。
乗船券も忘れずに持って、船室へ向かいます。
警報装置の設定を確認
船の揺れなどで車の警報装置が反応する場合があるため、設定も確認しておきます。
警報が鳴り続けると、バッテリー上がりの原因になることもあります。
設定方法は車種によって異なるので、乗船前に取扱説明書などで確認しておくと、当日に慌てずに済みますよ。
20時に神戸港を出港
車から荷物を持って船内へ入り、まずは船室へ向かいました。
荷物を置いたら、次は夕食です。19時55分ごろにレストランへ行くと、すでに長い列ができていました。
そして、列に並んでいる間に、20時の出港時刻を迎えていました。
出港のアナウンスには気付かず、いつの間にか船が動き始めていた、という感じでした。
港では無事に車を乗せることが気になっていましたが、ここからは船内で過ごす時間を楽しめます。
翌朝には九州に着くと思うと、わくわくしますね!
おわりに|船内の様子は後編へ
初めての阪九フェリーでしたが、無事に乗船することができました。
出港後は、夕食を食べたり、船内を歩いたり、明石海峡大橋を眺めたりして過ごしました。
後編では、レストランで実際に食べた料理や混雑状況、スイートの船室、朝食のパン、大浴場の様子、翌朝の下船までを紹介しています。
九州へ向かう船の中で、どんな時間を過ごしたのか、続けて読んでいただけると嬉しいです!





