RX-7とは

RX-7はロータリーエンジンを搭載したマツダのスポーツカーです。1978年から生産終了となる2002年まで、実に24年にわたって進化を続けた車です。

某有名漫画「D」や「名探偵C」に登場する人気キャラクターが乗っている車としても有名ですね。

RX-7 (FD3S) 外観 フロント

夫のRX-7は、三代目RX-7(FD3S)です。

RX-7のデビュー当初、マツダはアンフィニという販売チャネルを持っており、「アンフィニRX-7」の名前で発売されました(1996年にマツダRX-7に変更)。FD3S型は販売期間が長く、大きく分けると前期、中期、後期に分かれます。さらに細かく分けると、全期間で1型から6型までに分類され、型によってエンジン出力と内外装が変わっています。

参考

夫のRX-7ヒストリー紹介

夫のRX-7は、20年以上前に約70万円で購入しました。フルノーマルの1型「アンフィニRX-7」です。

購入から数年後、夫のメンテ作業ミス(ラジエーターキャップ締め忘れ)によりエンジンブローさせてしまいました。当時既に6型まで発売されており、6型の事故車を格安で入手、そこからエンジンを移植したそうです。当初、エンジンだけを移植する予定でしたが、メインハーネスが合わないため、ECU含めハーネスごと全部を移植することになりました。ついでに内装、車高調とマフラーも移植し、外観は1型の6型仕様車が完成しました。当時お世話になっていた車屋さんも、こんな移植作業は手かげたことはない、と車が完成するまでに半年くらいかかったとか。

その数年後、夫と共にRX-7は関東へ引っ越しました。そこではサブカーとして乗っていたそうです。

しかし、さすがに古くなってきたので、6型最終版を買おうと、マツダ車専門のチューニング&カスタマイズをおこなっていることで有名な『ナイトスポーツ』さんを訪れました。そこで同じ予算で今の車をレストアし、更にパワーアップも図れるという提案をもらって、お願いすることにしました。

レストアの主な内容

  • 全塗装
  • ブッシュ類打ち替え
  • モール類交換
  • インタークーラー、ラジエーターVマウント仕様
  • ECU現車セッティング
  • 車高調O/H

こちらの費用は約350万円です。

レストア後は基本的には絶好調ですが、2回エンジンブローしています。ロータリーエンジンは根本的にはやはり弱いエンジンのようです。

RX-7は2010年頃まで乗っていたようですが、その後は実家にしまっていたそうです。

10年の時を経て、手元へ戻ってきたRX-7

RX-7 (FD3S) メーター

約10年間眠っていたRX-7ですが、また乗りたくなって、北の大地からフェリーではるばる関西までやってきました。ちなみにフェリーの運賃は38,500円です。

ところどころ不安要素はあるものの、しっかり走ってくれます。まだまだ現役のおじいちゃんカーです。

RX-7売却

こんな魅力的なRX-7なのですが、手放すことになりました。

一般的に古い車は価値が無くなってしまいますが、RX-7のようなスポーツカーは今も人気で、プレミア価格が付いています。もしかすると高値で買い取ってもらえるかもしれない、と期待しながら売却先を探します。

RX-7のような旧車は、旧車専門店やスポーツカー専門店でないと、なかなか価値をわかってもらえないので、査定を依頼するお店選びが大事です。特にこのRX-7は、上記の通りボディは1型、エンジンは6型というややこしい仕様になっているので、一般的な中古車屋さんでは理解してもらえなさそうです。

約20年前に70万円で購入したRX-7は、今一体いくらで買い取ってもらえるのでしょうか?

RX-7査定額比較

A社150万円大まかな写真と概要のみ確認
B社180万現車確認
C200万詳細な写真と概要で確認
D社235万現車確認
E240万円前後?現車確認
F社240万円以上詳細な写真と概要で確認
G社200-250万詳細な写真と概要で確認
H社辞退年式や距離のみ伝えた

旧車専門店やスポーツカー専門店に査定を依頼しました。

その結果、低くて150万円、高くて250万円、と査定額に100万円もの差がつきました。遠方のお店には、詳細な写真や仕様を説明するなどして査定してもらっています。

最終的にRX-7は、240万円で買い取って頂きました。

レストアに350万円かかっていますが、70万円で購入した車が、240万円になりました

売却したRX-7の販売価格は…

240万円で売却されたRX-7は、328万円で販売されていました。

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