30年前の車とは思えないほどのかっこよさ

夫が大学生の頃に中古で買ったRX-7。
30年前の車とは思えないくらい普通にかっこいい。今走っていても違和感無い見た目をしています。
RX-7について
RX-7はロータリーエンジンの特徴を最大限に活かして、マツダが開発したスポーツカー。生産終了となる2002年まで、実に24年にわたって進化を続けた車です。
RX-7のデビュー当初、マツダはアンフィニという販売チャネルを持っており、「アンフィニRX-7」の名前で発売されました(1996年にマツダRX-7に変更)。FD3S型は販売期間が長く、大きく分けると前期、中期、後期に分かれます。さらに細かく分けると、全期間で1型から6型までに分類されます。型によってエンジン出力と内外装が変わっています。
夫のRX-7ヒストリー
夫は1型のRX-7をフルノーマルで購入しました。最初期のもので「アンフィニRX-7」です。
数年後、夫のメンテ作業ミス(ラジエーターキャップ締め忘れ)によりエンジンブローさせてしまいました。当時既に6型まで発売されており、6型の事故車を格安で入手、そこからエンジンを移植したそうです。当初、エンジンだけを移植する予定でしたが、メインハーネスが合わないため、ECU含めハーネスごと全部を移植することになりました。ついでに内装、車高調とマフラーも移植し、外観は1型の6型仕様車が完成しました。当時お世話になっていた車屋さんも、こんな移植作業は手かげたことはない、と車が完成するまでに半年くらいかかったとか。
その数年後、夫と共にRX-7は関東へ引っ越しました。そこではサブカーとして乗っていたそうです。
しかし、さすがに古くなってきたので、6型最終版を買おうと、マツダ車専門のチューニング&カスタマイズをおこなっていることで有名な『ナイトスポーツ』さんを訪れました。そこで同じ予算で今の車をレストアし、更にパワーアップも図れるという提案をもらって、お願いすることにしました。
レストアの主な内容
- 全塗装
- ブッシュ類打ち替え
- モール類交換
- インタークーラー、ラジエーターVマウント仕様
- ECU現車セッティング
- 車高調O/H
レストア後は基本的には絶好調ですが、2回エンジンブローしています。ロータリーエンジンは根本的にはやはり弱いエンジンのようです。
RX-7は2010年頃まで乗っていたようですが、その後は実家にしまっていたそうです。
海を渡って、はるばる関西へやってきました

最近になってRX-7にまた乗りたいと思うようになり、北の大地からフェリーに乗ってはるばるやってきました。ちなみに運賃は38,500円です。
ところどころ不安要素はあるものの、しっかり家まで走ってくれました。まだまだ現役のおじいちゃんカーです。

ちなみに、夫と一緒にルーテシアでフェリー乗り場まで行って、夫がRX-7を、私がルーテシアを運転しました。
一人で運転するのはルーテシア購入のとき以来です。運転が難しそうな道は当日までに何度も練習して、なんとか無事に帰宅できました。