はじめに

こんにちは、sioriです。

日産キャラバンをDIYで車中泊仕様にするために、少しずつ作業をがんばっています。

まずは、荷室のプライベート空間を確保するために、カーテンやシェードの設置を完了させました。安全に寝泊りするためのプライベート空間さえ確保できれば、待ちに待った車中泊ができます。

というわけで、カーテンだけ取り付けたキャラバンでの車中泊がどのようなものか、夫と二人で実験することにしました。この記事を書いているのは真夏の8月なのですが、この実験は2月の真冬に実施しました。寒空の下、断熱施工を一切していないキャラバンの車内で、果たして安眠することができたのでしょうか。

各所のカーテンの取り付けについては、以下の記事を見てくださいね。

キャラバンDIYその1:2列目の窓に折りたたみシェードを取り付けました。

はじめに 車中泊で安心して眠るためには、カーテンなどで窓を覆って外から見えないようにすることが必要です。 みなさん、どんなカーテンを付けていますか? 先日、YouTub…

キャラバンDIYその2:間仕切りカーテンを取り付けました。

はじめに こんにちは、sioriです。日産キャラバンをDIYで車中泊仕様にするために、日々がんばっています! 今回の記事では、運転席、助手席と後部座席を仕切るカーテンの…

キャラバンDIYその3:荷室にカーテンを取り付けました。

はじめに こんにちは、sioriです。 日産キャラバンをDIYで車中泊仕様にしようと、少しずつがんばっています! 車中泊をするためには、プライベートな空間を確保するために…

キャラバンで冬に車中泊するための準備

車中泊する場所に到着するまでにしておいた準備は以下の通りです。

  • 宿泊場所へ向かう間に、車内を暖房で温めておく。
  • ポータブル電源は、自宅で100%に充電しておく。
  • 寝具を温めておく。(マット+敷布団+電気毛布(強で使用)+寝袋)
キャラバン カーテンのみのカスタマイズで車中泊

購入したポータブル電源は、BALDRの1000Wのものです。

電気毛布は山善のものを購入しました。丸洗いできて、肌触りもよくて気に入っています。

キャラバンで冬の車中泊チャレンジ結果

今回の実験結果を振り返ります。

夜から朝にかけて、外気温は2.7~3.7℃だったようです。

参考:tenki.jp

こちらの表によると、この地域の降水量はゼロになっていますが、宿泊した場所では朝方から雨が降っていました。

車内の温度変化

夜から朝にかけた車内の温度変化は以下の通りです。

  • 0時48分(就寝時):16.3℃
  • 2時11分:15.6℃
  • 6時10分:10.7℃
  • 7時03分(起床時):10.5℃

次の写真は、車内に設置した温湿度計の表示画面ですが、OUT用のセンサーは設置していないので、INもOUTも車内の温度です。

夫の寝袋は0℃まで対応できるものですが、私の寝袋は15℃までしか対応できない夏用の薄いものです。

夫は朝までぐっすりと眠れたようですが、私は寒くてなかなか寝付けませんでしたし、何度も目が覚めました。真冬の車中泊に薄い寝袋は、電気毛布を使用しても無理がありますね。寝袋の上に上着やマフラーなどを掛けて、なんとか寒さをしのぎました。

プライバシー、遮光性の評価

設置したカーテンとシェードを閉めた状態では、車内を明るくしていても、外から中の様子は全く見えませんでした。

しかし、スライドドアを開けて乗り降りするときには車内が丸見えになるので、消灯してから乗り降りしていました。しっかり布団を敷いてある車内の様子を見られるのは、なんだか恥ずかしいですよね。何か対策できると良いなと思います。

また、朝になるとカーテンの隙間から入ってくる光が気になったので、こちらも対策したいです。

結露の発生状況

車内の湿度計によると、就寝時の湿度は65%でしたが、朝には84%を示していました。

荷室の窓や、窓周囲の鉄板が剥き出しの部分には、かなりの量の結露が発生していました。結露はカビや錆の原因になりますし、結露対策は必須だと思います。

快適性の評価

雨の音はあまり気にならなりませんでしたが、風が強く吹くと車体が揺れていたのが少し怖かったです。線路が近い場所でしたので、朝になると電車の音で目が覚めました。

今回の車中泊実験では、二列目シートを折りたたんだ状態にして、運転席側に頭がくるように寝床を作りました。足元の側方にポータブル電源と荷物を置きましたが、大人二人が寝るのにはぎりぎりの広さでした。何泊もするとなると荷物は増えますし、冷蔵庫も積みたいので、荷室は二階建ての構造にしたいと実感しました。

その他

使用したポータブル電源は1000Wのものです。電気毛布2枚を夜から朝まで約7時間すると、ポータブル電源の残量は100%から34%になりました。

車中泊 電池残量

今回は眠ってみるだけの車中泊でしたが、電気毛布のほかに冷蔵庫やIHコンロを使用したりすると、すぐに電気を使い切ってしまいそうですね。

今回の実験で明らかになった課題

今回の車中泊実験で明らかになった課題は、以下の通りです。

  1. 真冬の車中泊は寒すぎる問題 → 断熱施工、寝具の改善
  2. 結露がすごすぎる問題→ 防湿施工
  3. 荷室のスペースが足りない問題 → ベッドキットを作成して、二階建て構造にする
  4. 電気が足りない問題 → サブバッテリーを設置

冬に向けて、私の分もあたたかい寝袋を買おうと思っています。

おわりに

今回の車中泊実験で、DIYの方向性が見えてきました。冬と夏では出てくる課題が違うと思いますが、とりあえずこれらの課題を克服できるようにDIYをがんばっていきたいと思います。

この実験の後日、香川県へ行ってきました。夜のうちに香川県へ移動して、道の駅で仮眠させてもらい、朝からうどんを食べてまわる旅です。荷室でいつでも寝られる環境が整っていると、すぐに道の駅でお昼寝してしまうという極楽な旅となりました。お湯を沸かして、淹れたてのコーヒーも飲めます。一泊の予定が、二泊三日になってしまったほど良かったです。

これから、さらに快適に車中泊の旅ができるようになれば良いなと思います。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

Instagramでは、DIYの様子をリアルタイムで投稿しています。よかったらこちらも遊びに来てくださいね。

投稿者プロフィール

siori
siori
運転練習中のペーパードライバー🔰
いつかかっこよくポルシェを運転したい!
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