はじめに

こんにちは。ペーパードライバー歴10年以上のsioriです。

この度、脱ペーパードライバーを目指して、講習を受けることにしました。

ペーパードライバー講習には、教習所で受けるものと出張型で受けるものがあります。教習所、出張型それぞれのペーパードライバー講習の特徴はこちらをご覧ください。

ペーパードライバー講習とは?教習所・出張型を徹底比較

はじめまして。ペーパードライバー歴10年以上のsioriです。 ライフスタイルの変化により、運転できなければ生活できない環境に身を置くこととなり、脱ペーパードライバー…

この記事では、実際に私が教習所で受講した講習の体験談について書いています。

ペーパードライバー講習の申し込み

コロナ禍の影響で、運転免許を取得しようとする人が増え、特に出張型の講習サービスについては、メールでの問い合わせが可能な場所が多いです。

教習所によっては、ホームページで講習の空き状況を確認できる便利なところもあります。しかし、実際には受講まで数ヶ月先になることが多く、教習所も同様に受講者が多くて、1年以上ペーパードライバー講習を受け付けていないところもあります。

このような中、私は幸運にもすぐに受講できる教習所を見つけることができ、そこで講習を受けることに決めました。教習所によっては、申し込みをしたその日に講習を受けられる場所もあれば、申し込み後に別の日に初回講習を行うところもあります。この点には特に注意が必要です。

運転免許取得を目指す方には、早めの申し込みや、複数の教習所やサービスの空き状況を確認することをお勧めします。また、教習所選びでは、申し込みから受講までの流れを事前に確認しておくことが重要です。

パソコンの前で困っている女性

ペーパードライバー講習当日の流れ

申し込みと支払い

私が受講した教習所は、昔ながらの教習所といった雰囲気の建物でした。

自動車学校の外観

事務所に通され、説明を聞いた後、入校金11,000円と、1時間分の受講料6,600円の支払いを済ませました。

指導員と一緒に講習の内容を決める

担当の指導員と一緒に教習車へ向かいました。まずは助手席に座り、運転歴や講習で特に重点を置きたい練習内容について話し合いました。

講習内容は指導員と相談しながら決めるので、個々のニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。

提案された練習内容は、以下の3つから選ぶことができました。

  • 1時間かけて、教習所内のコースで基本的な運転技術を練習する。
  • 初めから教習所の外で実際の道路状況に慣れる練習をする。
  • まずは教習所内で運転を始め、状況に応じて外での運転にチャレンジする。

ペーパードライバー講習受講者の多くは、30分程度の教習所内での運転で感覚を取り戻し、その後は実際の道路での練習に移行することが多いとのことです。この流れに従い、私もまずは教習所内で基本を確認し、その後外での運転に挑戦することにしました。

教習所内のコースで運転練習

運転席へ移動し、まずは座席の位置調整やミラーの角度の合わせ方から始めました。正しい運転姿勢と視界の確保は、安全運転の基本ですね。

次に、ブレーキとアクセルの位置を確認し、車の基本的な操作に慣れることからスタートしました。

ハンドルの正しい回し方についても練習し、どのタイミングで手を持ち替えるべきかを学びました。右に回す動作、左に回す動作を何度も繰り返し、ハンドル操作に慣れていきました。

その後、いよいよエンジンをかけ、実際に運転を開始しました。

初めは運転席に座るだけで緊張しましたが、指導員の丁寧な指示のもと、徐々にアクセルを踏めるようになっていきました。

練習内容は段階的に難易度を上げていき、以下のような順序で進めました。

  1. 教習所の外周を時速20kmでゆっくりと1周する。
  2. 直線で時速40kmを出す練習。
  3. 交差点での進行方向の変更や停止の練習。
  4. S字カーブやクランクといった複雑なコースの練習。

これらの基本的な練習に30分程度を要しましたが、不安を感じるポイントがあれば、その都度繰り返し練習することが可能です。

始めは不安だらけでしたが、徐々に運転に慣れ、運転する感覚を取り戻すことができたように思います。

教習所の道路

教習所の外に出て運転練習

私が受講した教習所は、交通量の少ない田舎に位置していました。そのため、対向車や後続車の心配がほとんどなく、運転に集中することができました。運転する感覚を取り戻し、自信をつけるには最適な場所でした。

講習開始時に、「どのような道で練習したいか」という希望を聞かれ、私はすれ違いが難しい細い道で運転したいと伝えていました。希望通りに狭い道へ案内してもらって練習し、すれ違い時の正しい対応を学ぶことができました。

さらに、運転に慣れてきた段階で、国道での運転にも挑戦し、時速50kmまでの加速練習を経験しました。実際の道路環境での運転は、教習所内の練習とはまた異なる緊張感がありました。

約30分の路上練習を経て、教習所へ戻り、1時間の講習を無事に終了しました。

初めは大きな緊張感を抱えていましたが、講習が進むにつれて運転に対する恐怖心が薄れ、より自信を持って運転できるようになったと感じます。

1時間運転練習すれば感覚を取り戻せる

指導員から聞いた話によると、車の運転操作に関わる筋肉の使い方は、人が忘れにくい動作の一つであるため、一時間程度運転を続ければ、以前に身につけた運転の感覚を取り戻すことができるとのことです。

実際に講習を受けてみて、少しずつではありますが、運転に関する基本的な感覚が戻ってきたのを感じることができました。

また、運転の練習には家族や友人など、一緒に練習に付き合ってくれる人がいれば、その人と一緒に自家用車で練習することを勧められました。練習する人から、その時々の注意点を指摘してもらうことが、スキル向上に有効だと説明されました。もちろん、一緒に練習する人がいない場合や、運転に対して不安が大きい場合には、追加の講習を受けることも可能です。

このアドバイスを受け、運転に対する恐怖心を大きく薄めることができた私は、教習所でのペーパードライバー講習を卒業することにしました。

教習中の教習車

おわりに

教習所での練習を通じて、運転の基本を再確認し、自信を取り戻すことができました。指導員の指導の下、教習所内のコースを使って練習できるのは、恐怖心を取り除くのに有効だったと思います。

これからは自分の車で練習を重ね、運転練習を続けていきます。

この記事を読んでくださって、ありがとうございました。

ペーパードライバーのみなさん、勇気を出して一歩踏み出してみましょう!

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