はじめに

こんにちは、sioriです。

日差しが強い時に洗車すると、洗車後にボディに残るウォータースポット(水の跡、水シミ)が気になり、以前から純水器の購入を検討していました。しかし、高価なものですし、設置スペースの確保が難しいため、なかなか購入できずにいました。

しかし、北海道に引っ越してから洗車の頻度が増えたことで、もっと簡単に洗車できたらいいなと思うようになり、ついに純水器を導入することを決めました。

この記事では、ウォータースポットとは何なのか、購入した純水器の紹介、純水器を使ってみた感想を紹介します。

自宅洗車派の方の参考になれば嬉しいです。

ウォータースポットとは

ウォータースポットができるメカニズム

ウォータースポットは、水道水に含まれるミネラル成分(カルシウム、マグネシウムなど)が原因で発生します。洗車後にボディに残った水分が蒸発すると、ミネラル成分がボディに残り、白いシミとなってしまいます

特に次のような条件では、ウォータースポットができやすくなります。

  • 水道水の硬度が高い地域:ミネラル含有量が多く、シミになりやすい。
  • 直射日光下での洗車:乾燥が早く、ミネラルが固着しやすい。
  • 洗車後に拭き取りをしない:水滴が自然乾燥すると、ウォータースポットが発生しやすい。

この写真は、カーシャンプーを使って洗車した直後に撮ったのですが、ウロコのような白いシミが見えます。一旦ウォータースポットが付いてしまうと、なかなか落とすことができません。

ディフェンダー ウォータースポット

ウォータースポットを放置すると、次第に塗装面にダメージを与え、取り除くのが困難になることがあります。

ウォータースポットの対策

ウォータースポットを防ぐためには、以下の方法が有効です。

  1. 直射日光を避けて洗車する:朝夕や曇りの日に洗車すると、水滴が乾きにくくなる
  2. 早めに拭き取る:洗車後、吸水性の高いクロスで拭き取ることでミネラルの残留を防ぐ
  3. 純水を使用する:純水にはミネラル分が含まれていないため、蒸発してもシミが残らない

純水器は、水道水に含まれるミネラル成分を取り除いてくれるので、ウォータースポットができにくいというわけです。

つまり、昼間に直射日光のあたる場所で洗車しても良いですし、洗車後に急いで拭き取る必要も無いんです!

購入した純水器の紹介

今回購入した純水器は、ACTIALの純水器https://amzn.to/3DjxFl1)です。

セット内容

純水器

購入したセットには、以下のものが入っています。

  • 純水器本体
  • 本体カバー
  • イオン交換樹脂(10L充填済み
  • コネクター付きホース(1.5m
  • 取手ベルト
  • デジタルTDSメーター
  • 取扱説明書

TDSメーターとは、水中に溶け込んでいる不純物(総溶解固形物)の量を簡易的に測定できるメーターのことです。

これらに加えて、散水用のホースさえ準備すれば、純水で洗車ができます。

使用方法

  1. 水道の蛇口と純水器本体のIN側に、付属のホースを接続する。
  2. 純水器本体のOUT側に、散水用ホースを接続する。
  3. 水道を開き、水を流す。
  4. 散水用のホースから純水が出てくる。

ウォータースポットを防ぐためには、水道水で洗車した後に、純水ですすぎ洗いをするだけでOKです。

すすぎ洗い1回で20L(70ppmの水道水)使用するとして、150回分の純水を作れるようです。純水になっているかどうかは、付属のデジタルTDSメーターで水質をチェックするとわかります。

純水が作れなくなったら、イオン交換樹脂https://amzn.to/4ibDxv3)を取り替える必要があります。

本当に純水になるの?

付属のデジタルTDSメーターを使って、水道水と純水器で作った水を測定してみました。

【水道水】

TDSメーター

【純水器を通した水】

TDSメーター

水道水は48ppm、純水器を通した水は0ppmでした。ばっちり純水になっていることが確認できます。

純水器を使ってみて…

純水器を使って洗車をすると、拭き上げなくてもいいので、洗車にかかる手間が大幅に減りました

北海道の冬は、車に乗るたびに融雪剤や雪などでドロドロになるので、たびたび洗車が必要になります。

うちではケルヒャーで汚れを落として、最後に純水器を使ってすすぎ洗いをしています。寒い中、せっせと拭き上げるのはつらいので、純水ですすいだ後は放置しています。

純水器を使うようになってから、新しいウォータースポットはできなくなっているような気がします。

ただし、純水を使っても、絶対にウォータースポットができないわけではないので、できれば拭き上げた方が良いみたいですよ。

そして、さらに洗車を楽にするために、「シラザン50」でガラスコーティングをしました。こちらもおすすめです!

【実践】「シラザン50」を使ってディフェンダーをガラスコーティング!

はじめに こんにちは、sioriです。 ディフェンダーがうちにやってきて、2か月が経ちました。北海道では、冬は融雪剤まみれのドロドロになるので、乗るたびに洗車しなくて…

おわりに

純水器を導入することで、洗車後のウォータースポットを気にする必要がなくなり、拭き上げの手間も軽減されました。

これから暑くなると、水分があっという間に乾いてしまうので、純水器があると心強いですね!

1回のすすぎ洗いで、実際に何Lくらい水を使っているのかわからないので、どれくらい純水器を使えるかはまだ分かりません。またイオン交換樹脂を交換するときがきたら、その様子を追記しようと思います。

それでは、最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

投稿者プロフィール

siori
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ずっと運転練習中🔰
かっこよくポルシェを運転できるようになるのが目標です😊
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