はじめに

こんにちは、sioriです。

ディフェンダーがうちにやってきて、2か月が経ちました。北海道では、冬は融雪剤まみれのドロドロになるので、乗るたびに洗車しなくてはいけません。といっても、雪の日が多いので、ついつい拭き上げはさぼっちゃっていました。

北海道もやっと春になり、もう言い訳もできないので、洗車したらしっかりと拭き上げます。拭き上げをさぼると、白い水跡だらけになってしまいます。

しかし、ディフェンダーはサイズが大きいので、洗車後の拭き上げがとにかく大変!コーティングを一切していないので、水を全く弾かないのです。コーティングは専門業者に頼むのが一番良いですが、高額な費用がかかります…。

そこで思い出したのが、某YouTuberさんの動画でおなじみの「シラザン50」というガラスコーティング剤

スプレーするだけで、本格ガラスコーティングができるという製品です。

ポリシラザンコーティング

ガラスコーティング剤はシロキサン系とポリシラザン系の2種類に分かれます。中でもポリシラザン系のガラスコーティング剤は、シロキサン系に比べ膜密度が高く(10倍から数十倍)、また完全硬化後は極めて高硬度のガラス被膜を形成します。
ポリシラザンによって形成されるガラス被膜は、石英ガラスに最も近い性質を持っており、ガラスコーティング用の材料として最高峰の性能となります。

NihonLighting公式HPより

「スプレーするだけでプロ並みの仕上がり」「撥水がすごい」と絶賛されていますが、本当に失敗せずにうまくできるのかが心配なところです。

それでも、コーティングすることで、洗車後の拭き上げが楽になるといいなと思い、「シラザン50」を試してみることにしました。

今回は、実際の施工の様子や使ってみた感想、施工直後の撥水具合などを紹介していきます!

「ゼウスクリア シラザン50」を購入

購入したのは、「ゼウスクリア シラザン50 ガラスコーティング LLサイズhttps://amzn.to/4iYjhOe)」です。

洗車後、コーティング剤を塗る前に使う脱脂剤がセットになっているものを選びました。

シラザン50 外箱

内容は、洗車用シャンプー、コーティング剤(A液・B液・硬化促進剤)、スプレーボトル、クロス2枚、手袋、防護用マスクです。

シラザン50 内容物

脱脂剤の方にも、クロスが1枚入っています。

シラザン50 脱脂剤

「シラザン50」施工手順

洗車・拭き上げ

専用の洗車用シャンプーを20倍に薄めます。なんとなく歯磨き粉のような匂いがします。

シラザン50 洗剤

ホイールや樹脂パーツなども、すみずみまで洗います。

シラザン50 洗車

シャンプーを流したら、水分を拭き取って乾燥させます。拭き取るのは、繊維の残らないマイクロファイバーなどが良いです。

水分が残っていると、失敗の原因になるので、ドアノブやサイドミラーなどの隙間に水分が残らないよう注意が必要です。

隙間という隙間にブロワーで風を吹き付けて水分を飛ばし、屋内で数時間放っておきました。

脱脂

付属のクロスに脱脂剤を含ませて、拭き上げます。車についている油分を取り除きます。

シラザン50 施工

手の油分も持っていかれるので、手袋をした方が良いです。

100mlの脱脂剤は、3分の1くらい余りました。

コーティング剤作成

手袋を装着して、コーティング剤を作ります。

スプレーボトルに、A液 → B液 → 硬化促進剤の順番で入れて、スプレーヘッドを装着して混ぜます。

シラザン50 内容物

コーティング剤は、作成してから6時間以内に使い切らなければなりません。

コーティング施工

クロスにコーティング剤を吹き付けて、塗りつけていきます。

シラザン50は、ボディ以外にもホイール、樹脂パーツ、ガラスなど車のすべてのパーツに施工できます

ボディに直接スプレーしても良いようですが、思いがけないところまで散布されて失敗の元になっても嫌なので、クロスに吹き付けることにしました。こちらの方法の方が、手間はかかりますが、失敗するリスクは減らせます。

シラザン50 施工

「シラザン50」はガラス面にも施工できますが、フロントガラスはビビリの原因になり得るそうなので、施工しないことにしました。

履き替え用タイヤのホイールも施工しておきます。

コーティング失敗の原因は水分!

コーティング剤と水分が混ざると、コーティング剤を塗ったところが白くなってしまいます。

隙間もしっかりと水分を飛ばして乾燥させたつもりでしたが、不意打ちで水が滴り落ちてくることがありました。コーティング剤を塗る前に水分を発見して、拭き取れたら問題ありませんが、コーティング剤を塗るクロスに水分が付いてしまったらアウトです。

そんな不意打ち水滴に何度か遭遇してしまい、付属のクロスは2枚ともダメになってしまいました。

もし、水分と混ざってしまって白濁した場合は、水気を完全に飛ばして、再度コーティング剤を塗ります。

施工完了

すべて施工し終えたら、2時間以上水に濡れないようにして作業完了です!

コーティング剤はほぼ使い切りました。

約1か月でガラス被膜が完全硬化するそうです。それまでは、マイクロファイバークロスを使って水で優しく汚れを落とします(シャンプー洗車は、1週間後からOK)。

施工にかかった時間

「シラザン50」の施工にかかった時間は、こんな感じです。

  • 洗車・拭き上げ:2時間
  • 乾燥:4時間
  • 脱脂:1時間
  • コーティング:1時間半
  • 乾燥:数時間

ルーフ部分は、脚立を使用して作業したので、その分時間が余計にかかりました。コンパクトなサイズの車だと、もっと時間短縮できると思います。

商品ページには「30分でコーティングできる」という謳い文句がありますが、まあ実際はそう簡単ではありませんよね。

洗車後、しっかり乾燥させたつもりでしたが、隙間に水分がひそんでいました。可能なら洗車後、丸1日くらい時間をあけた方が良さそうです。

「シラザン50」の撥水効果(施工直後)

施工前は、ボンネットに付いた水分を全く弾かず、じわーっと広がっています。

シラザン50 施工前

施工翌日の様子です。水をしっかり弾いています!風を吹き付けるだけで、水滴が飛んでいってくれます。

シラザン50 施工後

おわりに

乾燥時間を除くと、全部で5時間くらいでガラスコーティングをすることができました。

実は、窓ガラスなどが部分的にムラになってしまいましたが、全体的にツルツルでとても美しい仕上がりです。もっと早くやっておくべきだったと後悔するばかりです。まさに「クルマ買ったらすぐ施工」しないとダメですね。

「シラザン50」かなりオススメです!

キャラバンもコーティングは一切やっていないので、やりたいと思いつつ、これまた大きいので気が引けます…。

施工直後の撥水効果はばっちりですが、この効果がいつまで持続するのか、今後変化があったらまたお伝えしますね。きちんとメンテナンスしていると、3年以上効果が持続するそうです。

それでは、最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

投稿者プロフィール

siori
siori
ずっと運転練習中🔰
かっこよくポルシェを運転できるようになるのが目標です😊
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