はじめに
こんにちは、sioriです。
まさか当たらないだろうと思いながら抽選販売に申し込んだ2025年モデル新型プレリュード(6AA-BF1、ハイブリッド)ですが、運よく当選しちゃいました!
抽選の条件などは、こちらの記事をご覧くださいね。
契約を済ませて、ついに納車の日を迎えました。
今回の記事では、納車までの流れ、納車当日の流れ、プレリュードに数日間乗ってみて感じたことなどを紹介します。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
新型プレリュードの契約から納車までの期間
納車までの流れは、次のような感じでした。
- 5月:ホンダのディーラーに相談、購入希望を伝える
- 8月下旬:抽選販売の連絡を受ける
- 9月5日:発売日!
- 9月6日:抽選予定日(結果は不明)
- 9月8日:当選の連絡!その後契約
- 12月上旬 :納車!
契約から納車まで、約3か月かかりました。
その間に冬タイヤやドラレコを購入して、わくわく待っていました。
冬タイヤは、「MAXTREK スタッドレスタイヤ TREK M7 Plus スタッドレス 235 / 40R19 92H 19インチ(https://amzn.to/3MCKQBM)」にしました。

ドラレコはディーラーオプションで選択できますが、持ち込みでも装着してもらえるとのことで、自分たちで準備しました。
70maiのドラレコが気に入っていて、うちではどの車にも「70mai Dash Cam 4k A810 ドライブレコーダー(https://amzn.to/3KEAwsv)」を付けています。
11月に入る頃には、走っているプレリュードを何度か見かけるようになったので、とっても待ち遠しかったです。
新型プレリュード納車当日の流れ
待ちに待った納車の日!11月下旬に入ると雪が降り始める北海道ですが、この日はラッキーなことに良いお天気で、積もっていた雪もとけてくれました。
プレリュードにはあらかじめ冬タイヤを装着していただいています。
ディーラーに到着してからは、Honda Total Careのアプリ連携やナビの初期設定、書類の確認など、一通りの手続きを進めていきます。全部で約1時間ほどかかりました。
Honda Total Careとは
ロードサービスや緊急サポート、点検予約やメンテナンス管理などを無料で利用できるホンダ車オーナー向けサービスです。
車種によってはHonda CONNECTと連携し、リモート操作や車両位置確認、地図更新などのコネクテッド機能にも対応します。
さらに有料のプレミアムサービスを追加すると、デジタルキーやALSOKの駆けつけサービス、車内Wi-Fiなどが使えるようになり、必要な月だけ契約することもできます。新車購入時は、このプレミアムが12か月間無料で利用できる場合もあります。
必要な説明と手続きを終え、ついに納車となりました。
新型プレリュードの基本スペック
ここで改めてプレリュードのスペックのおさらいです。今回のモデルは2.0Lのハイブリッド(e:HEV)のみです。
| 車両価格(税込) | 6,179,800円(ベースグレード) |
| 燃費(WLTCモード) | 23.6km/L |
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
| 駆動方式 | FF(前輪駆動) |
2ドアクーペで600万円超というのは、もはや高級車の部類ですね。
しかし、レギュラーガソリンで23.6km/Lという低燃費は、普段使いするにはとてもありがたいです。実際に冬の北海道ではどれくらいの燃費になるのか、今後検証していきたいと思います。
新型プレリュード初乗りレビュー
想像を超えたかっこいい外装
プレリュードを目の前にすると、写真や動画で見るよりも断然かっこいいと感じました。
実は、なんとなくもっさりとしているような印象を持っていたんです。
しかし実際のプレリュードは、シュっとしていてスポーティー!流れるようなラインがとても美しいです。

グライダーをイメージしてデザインされたというプレリュード、なんだか颯爽と滑空していそうな景色が目に浮かびますね!
他メーカーの車と似ているといった意見も多々あるようですが、プレリュードにしかない唯一無二の素敵なデザインだと思います。
さわやかで上品な内装
プレリュードの内装は黒色を選んだので一見シンプルですが、ほどよくラグジュアリー感があります。と言っても、ギラギラ感やゴテゴテ感はなく、さわやかな上品さといった感じでしょうか。

機能が整理されていて操作しやすく、メーターやスイッチ類の視認性も良いです。
そして、ワンポイントの「Prelude」刺繡がアクセントになっていて、すごくオシャレ!

私はまず助手席に乗って、そのあと運転しました。すると座り心地が全然違ってびっくり!
運転席と助手席は一見すると同じなんですが、実は別物!座面のウレタン硬度とサイドサポートの形状が作り分けられているんです。
運転席はほどよく硬く、ホールド感もあり、長時間の運転でも疲れにくい。助手席は柔らかくて、ゆったり座れる。それぞれの快適さが追求されていますね。
「S+ Shift」最高に楽しい!
プレリュードには4つのドライブモード(コンフォート、GT、スポーツ、インディビジュアル)があります。インディビジュアルモードは、各セッティングを自分好みにカスタマイズできるモードです。
それぞれのモードで運転してみた感想は…
- コンフォート:加速力はあまり無いが、街乗りでゆっくりと走るのには十分。リラックスして乗りたいときに良さそう。しかし足回りは結構硬め。
- GT:ステアリングはやや重い。アクセルの反応が良く、加速力もある。一番バランスが良い。
- スポーツ:加速力があり、キビキビとメリハリの効いたスポーティーな走りができる。運転が好きな人は、こればっかりで走るでしょ。
どのモードでも共通して言えることは、とても運転しやすい!ということです。
ステアリングを切り始めたときから車が正確に反応してくれますし、曲がりたい方向に自然に曲がってくれるような感じがあります。ブレーキもよく効きます(さすがブレンボ製!)。

ブレーキとサスペンションは、シビックタイプRと同じものがベースになっているそうで、安定感があり、不安に感じることはなにもありません。走る、曲がる、停まる、全てにおいてストレスなく、思ったように操作できます。
普通に運転する分には、ハイブリッドのなめらかな加速と静かな車内で、快適そのものです。
しかし、「S+Shift」をONにすると、すべてのドライブモードで走りがスポーツ志向の特性に変化するのです。
S+ Shiftの特徴
- 8速有段変速に変化:パドルシフトが回生コントロールから、疑似的な8速有段ギアのコントロールに切り替わる。
- ブリッピング音の出現:ダウンシフト時には、ブリッピング音が鳴り響く。
- タコメーターが出現:メインメーターの左側が、パワーメーターからタコメーターに変わる。エンジンと疑似的に作られたギアが連動して動作する。


これ、めちゃくちゃ楽しいです。疑似変速とブリッピング音が完璧すぎて、驚きを通り越して笑ってしまいます。ハイブリッドカーですよね?知らない人が乗ったら、まさか作り出された音の演出だとは思わないでしょう。
思いっきり走りたいときは、「スポーツモード」と「S+ Shift」で間違いなしです!
欠点と注意点
大満足のプレリュードですが、気になることもいくつかあります。
リアワイパーが無い!
私も実際に運転するまで気がつかなかったのですが、なんとリアワイパーがありません。これは雪国では致命的な問題です。
雪が降っていると、もちろんリアガラスにも雪が積もっていきます。常にリアデフォッガーを付けていても、全く追いつきません。ドロドロ汚れも付きますし。後方のドラレコも映らないので、さっそく困っています。
雪の多い地域を走るのは想定されていない?
デザイン重視かもしれませんが、オプションでもいいので付けさせてほしかったですね。

ガラコを塗っても、積もる雪には対応できませんし、デジタルインナーミラーを付けても、カメラ部分が覆われてしまうので結局後方が見えませんよね。
ガラスに雪が積もるたびに、車を停めて雪を払い落としに降りるなんて現実的ではありませんし。何か良い方法があれば、ぜひ教えてください…!!
Googleビルトインが煩雑
最近のホンダ車(アコード、シビック、プレリュード)に採用されている「Google ビルトイン」についてです。
これは車そのものにGoogleマップやGoogle Playが組み込まれていて、スマホのようにアプリを操作できます。

しかし、このシステムをフル活用するには常にインターネットに接続しなければなりません。スマホのテザリングを使う方法もありますが、現実的には「Honda Total Care プレミアム」の「Googleアプリ / サービス専用通信プラン(月額990円)」への加入が必要になります。
このシステムの内容や操作方法については、ディーラーの方もあまり詳しく把握されていませんでした。おそらく、メーカーから各販売店への情報共有が、システムの進化に追いついていないのではないでしょうか。現場の方も戸惑っておられるようです。
私たちは手探りの状態で使うことができていますが、機械の操作が苦手な方には少々厳しいかもしれませんね。
デジタルキーが便利なようで不便
「Honda Total Care プレミアム(1年間無料)」に登録しているので、スマホがあればドアロック操作から運転までできます。
とても便利なのですが、エンジンを始動するためにはアプリを起動して、コードを入力しなければなりません。これが結構面倒。
以前、テスラのモデル3に乗っていたことがあるのですが、テスラ車は鞄にスマホを入れたまま車に近づくとロックが解除されて、そのまま出発できました。このスムーズさに慣れちゃうと、わずかな手間も大きく感じてしまいます。
セキュリティ面で厳しいとは思いますが、スマホを持っているだけで車に乗れて、運転できたらいいなあ。
※以前に乗っていたテスラの利便性については、こちらの記事で紹介しています。
バックカメラの画質が粗すぎる
私はこれまでホンダ車に乗ったことがなくて分からないのですが、他の車種でもバックカメラの画質は粗いですか?
プレリュードは最新の車とは到底思えないくらい画質が粗くて、特に暗いところでは見えにくいです。保護シートか何か付いたままなのでは?と思わず確認したくらいです。
さすがにもう少し鮮明に映るといいなあと思います。
おわりに
早くプレリュードでいろんなところへ出かけたいのですが、納車の数日後から北海道は大雪になってしまい、なかなか乗れていません。
私もまだまだわかっていないことだらけですので、また改めてプレリュードの魅力をお伝えできればと思います。
しばらくは冬タイヤなので本来のプレリュードの性能を試せるのは夏になってからですかね。もちろん冬タイヤでも十分に楽しいですが、夏が待ち遠しいです。
それでは、最後まで読んでくださってありがとうございました!

投稿者プロフィール
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ずっと運転練習中🔰
かっこよくポルシェを運転できるようになるのが目標です😊
詳しい自己紹介はこちら。
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